クロムハーツのインボイスとは
クロムハーツ買取のRINKAN
インボイスってなに?
クロムハーツのお買取でよく話題に上がる「インボイス」。これは、直営店もしくは正規取扱い店などでクロムハーツを購入した際に発行される購入証明書のことです。インボイスのほかに「ギャランティー」「保証書」などと呼ばれることもあります。この購入証明書は、そのクロムハーツが正規品であるという証ともなる書類で、直営店でアフターケアや修理を依頼する際に必要なものとなります。また、訳あってクロムハーツを売却したいという時にも、強い味方となってくれる書類です。
インボイスに記載される内容は、購入店舗名(クロムハーツ銀座など)、発行年月日、購入者名、購入アイテムの品番と正式名称、CARDナンバー(購入番号)などですが、プレゼント用として購入されたクロムハーツのインボイスでは、購入金額が明記されず、代わりに「GIFT」と書かれるといった粋な計らいがされるケースもあります。
インボイスには3種類ある
クロムハーツでインボイスと呼ばれているものには、大きく分けて3種類あります。
- 直営店、正規取扱い店発行のインボイス(原本)
- 購入店印字冊子保証書
- インボイスコピー(原本写し)
日本国内におけるクロムハーツの直営店は現在、クロムハーツ東京青山、銀座、原宿、伊勢丹新宿、名古屋、大阪(心斎橋)、梅田、神戸、博多大丸(天神)、福岡(大名)と10店舗あり、この店舗で購入時に発行されるものが「直営店のインボイス」です。
海外の場合ですと、アメリカではニューヨーク、ロサンゼルス、ラスベガス、マイアミ、マリブ、ホノルル、イギリスではロンドン、マンチェスター、フランスはパリ、中国は北京、杭州、韓国はソウル、香港、台湾などの直営店があり、そこで発行されるものが該当します。
こちらはそれぞれ、左が2006年に発行されたクロムハーツ大阪のインボイス、右が2020年発行のクロムハーツ神戸のインボイスです。デザインやレイアウトは異なりますが、いずれも国内直営店発行の正規のインボイスです。
こちらは海外直営店のケースで、左側がクロムハーツパリにて2010年発行、右側がクロムハーツロサンゼルスの2011年発行のインボイスです。こちらもまったくデザインが異なります。パリのものは大きなサークルロゴが薄く入っているのがわかりますね。このように海外直営店のインボイスも、店舗や時期によってデザインや記載事項などに違いがある場合があります。
国内、海外の直営店のほかには、クロムハーツ本社と正式に取扱いの契約を結んだ正規代理店があります。日本国内の正規取扱い店は、ドーバーストリートマーケットギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)と全国のユナイテッドアローズ及びその系列店のみで、ここで発行されたインボイスも正規品を証明するものとなります。これら以外でクロムハーツを扱っているショップは、すべて海外の直営店などから並行輸入したものを扱っている業者です。
こちらが正規取扱い店、ユナイテッドアローズ立川店で2016年に発行されたインボイス。
そのほかに、クロムハーツには「購入店印字冊子保証書」というものがあります。これは眼鏡、サングラスなどのアイウェア専用のもので冊子形式になっており、最後のページに購入店の記載があるものが、正式な証明書として有効となります。
インボイスコピー、メンバーズカードとは
ここまで挙げた「直営店、正規店発行のインボイス」「購入店印字冊子保証書」のほかに、並行輸入業者などで購入した際に付属してくるもので、「インボイスコピー(原本写し)」という書類があります。これはどういうものかというと、並行輸入業者が海外直営店で複数アイテムをまとめて買い付けして輸入する際に、海外直営店ではそのアイテムリストをまとめた形で1通しかインボイスを発行しません。そうすると1点ずつ小売りする際に、それぞれに原本を付けられないことになります。そのため、原本を点数分コピーして付けるということになります。これらがインボイスコピーと呼ばれるもので、オークションなどの商品名に記載されているのをよく見かけます。
残念ながらRINKANでは、このようなインボイスコピーはプラス査定の対象外となっているほか、並行輸入店で独自に発行している保証書なども対象外とし、あくまでお品物のみの鑑定によって判断しています。
また、クロムハーツでは購入者に、インボイスとは別に「メンバーズカード」というものも発行しています。キャッシュカードのようなブラック(ユナイテッドアローズではホワイト)のカードです。このカードには購入履歴や個人情報などが記録されているため、正規店にて修理を依頼する際などには有効ですが、RINKANでは読み取ることができないこともあり、こちらも証明書の対象外としています。
※お持ちいただいた場合は返却させていただいています。
2022年からインボイスは廃止に
クロムハーツを売る際に大切なインボイスですが、実は2022年の春頃から国内直営店、正規取扱い店でインボイスの発行が廃止されました。そのかわり購入時のレシート(領収書)が正規品購入の証明となります。はっきりした理由は不明ですが、本国のやり方に合わせたのではないか、と言われています。
こちらは左が2023年クロムハーツ福岡、右が2024年ユナイテッドアローズ熊本店にて発行されたレシートです。レシートも店舗によって仕様や大きさなどが異なりますが、いずれもこれがインボイスのかわりになるものです。原則としてインボイスやレシートの再発行はしてもらえません。クロムハーツを確実に売却したい、より高く売りたいという際などにあったほうがいいものですので、小さなレシートであっても紛失しないように大切に保管してください。
また同時期から、正規取扱い店であるユナイテッドアローズにおける修理補填サービスも廃止され、それとともに「修理補填保証書」の発行も廃止されることになりました。ユナイテッドアローズは2024年12月末までに、クロムハーツに関するすべての権利を創設者リチャードスタークが運営するCH Holding Companyに譲渡することが決まっており、クロムハーツの取扱いがなくなります。そのため、徐々にサービス内容が変更される可能性があるかもしれません。
インボイスの有無で買取金額は変わる?買取の可否は?
買取金額は変わることが多いです。インボイスがあることでそのアイテムが正規品であることが証明されますし、販売する際にも信頼性が高く、より高値で販売することが可能です。クロムハーツのユーズド品の相場全体が、インボイス有りのほうが高値で推移しています。そのため、同じアイテム、同程度の状態のものであれば、インボイス無しより有りのほうがお買取の際に高額査定になりやすい傾向にあります。また、買取業者によってはインボイス無しのクロムハーツは買取を断られるケースも多いため、大切に保管しておきましょう。
RINKANでクロムハーツお買取の場合では、国内直営店、正規取扱い店発行のインボイスのみを査定金額のプラス要素としています。こと、宝石がセットされたものや22K、腕時計など非常に高額なものに関しては、インボイスが付属しているという信頼性が求められることも多く、相場自体も大変高くなっています。そのため、インボイスありのお品物はより高額な買取となりやすいのです。
ですが、インボイスが無い場合でも諦めないでください。RINKANにはクロムハーツ買取の豊富な実績があり、たとえインボイスのないアイテムでもしっかりと鑑定し、当社独自の規定をクリアする物であれば、お買取が可能です。今までにも数多くのインボイス無しクロムハーツを高くお買取しています。
インボイス無/有の買取例
ギャランティ無しの買取価格
ギャランティありの買取価格
インボイスのニセモノに注意
クロムハーツは、アイテムの偽物だけでなくインボイスも偽物が出回っています。これは並行輸入店で付いてくるインボイスコピーとは違って明らかに偽造されたもので、本物のインボイスの原本を両面コピーして原本に見せかけたもの、まだ印字されていない空の本物を入手して架空の内容を印字したもの、などの例があります。
上の写真は本物のインボイスを両面コピーした偽物で、黒い印字部分のふちにシアン(青)やイエローなどのインクのズレやにじみが出ています。こういったインボイスの偽造によるトラブルも多く発生しており、特にオークションなどで個人間で取引する際にはよく注意が必要です。
インボイスがなくてもRINKANにお任せください
ここまでクロムハーツのインボイスについて詳しく解説してきました。RINKANにはクロムハーツの買取において業界最高峰の経験と実績があります。何千点、何万点ものクロムハーツを鑑定してきた中で培われたノウハウと情報の蓄積によって、たとえインボイスの無いクロムハーツであっても、しっかりと鑑定し高価買取が可能です。場合によってはインボイスありのお品物とあまり変わらない査定額を提示できることもあります。ですので「クロムハーツを売りたいけどインボイスがない」などの場合でも、諦めずに気軽にお問合せください。
※他キャンペーン、クーポンとの併用不可、一部アイテムは対象外です。