アーカーの始まり

アーカー(AHKAH)は、日本で誕生したジュエリーブランドで、1997年に創立されました。1996年に、創立者である福王寺朱美が、ジュエリーの創作を開始したのがこのブランドの始まりです。 リングやネックレス、ブレスレットなどを取り扱うアーカーは、2001年に初めてのコレクションを発表し、話題を集めました。 繊細で華奢なシルエットが特徴的なアーカーのジュエリーは、口コミであっという間に人気が広まり、セレクトショップを中心に、多く扱われるようになります。

ショップの拡大

2005年には、渋谷に路面店がオープンしました。渋谷にある神南本店には、オーダーメイドサロンも併設されており、自分だけのジュエリーを作ることも可能です。 2006年に表参道ヒルズ店が、2008年に梅田阪急店をオープンさせます。日本国内ではもちろん、海外でも多くの人気を誇るジュエリーブランドです。 この人気を裏付けるように、パリのセレクトショップや、ロンドンの百貨店でもアーカーのジュエリーが取り扱われています。

デザイナー 福王寺朱美

創立者でデザイナーの福王寺朱美は、1955年に宝石商の娘として生まれました。1974年に成城学園高校を卒業し、シアトルの大学に入学します。 その2年後に、米国宝石学会が認定している宝石の価値を判定する資格、宝石鑑定士(G.I.A GG)を取得しました。1980年には日本宝石科学研究所の宝石鑑定部長に就任しています。 夫が画家であることも影響し、芸術品と言っても過言ではない美しさを放っているアーカーのジュエリーは、多くの有名人にも愛用されており、その人気は衰えることを知りません。

日本を代表するジュエリーブランド

2011年に、有名ファッションブランドのチーフデザイナーを務めた経歴を持つ、青柳龍之亮がクリエイティブディレクターになったことで、メンズコレクションも登場しました。 福王寺朱美の娘である、福王寺彩野もアーカーでプレスを務めています。大学在学中から、アーカーのプレスとして活躍してきた福王寺彩野は、2003年にアーカーの姉妹ブランドとして、ティンクピンク(tinkpink)というファッションブランドを立ち上げました。 世の女性たちを魅了してやまない福王寺親子が築き上げたアーカーは、日本を代表とするジュエリーブランドとして、これからも注目を集めるブランドです。
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