アキラナカは、デザイナーの中章が2007年に「POESIE」をスタートし、商標上の理由などで2008年に「アキラナカ」に改名し、
新たにスタートしたブランドです。
デザイナーの中章は、アメリカ滞在中にあるテーラーと出会ったことがきっかけとなり、デザインを始めます。
文化服装学院で学んだ後に、ベルギーのアントワープ王立芸術アカデミーに入学しましたが、
イェール国際モード&写真フェスティバルに出品するために同校を中退しました。
その後、アントワープでニットデザイナーに師事し、2006年に帰国し、2007年に自身のブランドを立ち上げました。
アキラナカの想像する女性像
北欧と日本のハンドニット技術を掛け合わせ、自身が開発した「グラデーションニット」が有名となりアイコンアイテムとなりました。
2012年7月にはコムデギャルソン、ヨウジヤマモトも出展した「Future Beauty 日本ファッションの未来性」展で、
そのグラデーションニットを出展し話題を集めました。
女性が身に付けた時の自信などをずっと与え続けるブランドでいたい、というデザイナー自身が浮かべる「女性像」を大切にし、
どの世代の女性にもワードローブに入っていけるようなコレクションが人気となっています。
高い美意識に定評があり、女性の美を追求し、デイリーに纏えるプレタポルテへ飽くなき挑戦を続けています。
百貨店でもドメスティックではなくインポートブランドの売り場に並ぶことが多くなっている、アキラナカ。
すでに中国や東南アジアの数店舗で卸展開をしていますが、2017年9月、初めてパリで展覧会を開催します。
生産は100%国内で対応しパターンなども外注に出さずクリエイションとマネジメントのバランスを取り、人材の底上げが進んだ今、
ブランド活動を始めてから11年目にして、海外ビジネスを本格的にスタートさせます。
今後の活躍が期待されるレディースドメスティックブランドの一つと言えます。