老舗の革靴専門店である、オールデンの歴史は約130年と、とても長く、馬のお尻部分の皮を使って作るシューズをコードバンと呼ぶことで有名です。
そんなオールデンシューズの種類は様々です。
「オールデンプレーントゥコードバン」
「オールデンプレーントゥコードバン」は色が薄く、傷の少ない馬のお尻の皮を使っているため、とても希少価値が高くなります。そんな希少価値の高い馬は、1万頭のうち1頭いるかいないかです。
その1頭からは、12足しか作られません。よって色が薄ければ薄いほど「レアな革靴」となります。
シンプルなデザインが多いため、様々なファッションとも相性抜群で、足なじみがとてもいいのも魅力です。Vチップタイプもあり、オールデン好きが一度は憧れるシューズとなっています。コーディネートがしやすいため、人気が伸びてきています。
「カラー2コードバン」
「カラー2コードバン」は2014年に初めてコードバンで採用されたモデルです。Tassel 8周年記念で出されたローファーと、Alden of Carmel 20周年記念で出されたウイングチップの2種類からなります。
レアカラーは朱色っぽい色合いなのが特徴です。スタンダードカラーはブラック、モカなどがあります。ウイングチップは、つま先からウイング状の切り替えを施し、その溝に大小の穴を開けることで、デザインとして完成します。
このウイングデザインは本来、水はけを良くするためのものだったのですが、現在ではデザインの一部として使用されています。
オールデンの履き心地の良さとデザインは、他のブランドでは超えることが出来ないと言われているのが、ローファータイプで、半世紀以上デザインも変わることなく、一度履いたら手放せないと言われています。スーツはもちろん、ドレスアップとしてもおすすめの一足です。
「ラベロコードバン」
「ラベロコードバン」は、まだ歴史の浅いシューズで、ラベロのレアな色合いは薄いものから濃いものまで、バラつきがあるのが特徴となっています。
「ダークブラウンコードバン」
馬の皮次第で、色々な表情を見せます。オールデン125周年記念で発売された限定モデルは、「ダークブラウンコードバン」で、柔らかい色味が特徴です。
「シガーコードバン」
「シガーコードバン」は、レアカラーの中では濃い色をしていますが、男らしく見せてくれるシューズとなっています。スタンダードカラーにはブラックもあります。
タンカーブーツタイプで、最近一気に人気モデルへとなりました。がっちりした見た目と柔らかな履き心地が、ファンを魅了しています。カジュアルなファッションにも合います。
チャッカブーツは、シンプルな中に高級感漂う一足です。こちらもカジュアルなシーンにぴったりです。
希少価値の高いコードバンのシューズですが、レア感だけで人気なのではなく、職人技で生まれる最高の履き心地の良さとデザインが、長きに渡ってファンを魅了する理由といえます。