アメリカのアクセサリーブランド、アレックスストリーター(ALEX STREETER)の代表作として有名なエンジェルハートリングは、ブランドの独特なデザインのジュエリーの中でも、特に人気を博しています。
映画「エンゼル・ハート」
琥珀の中に星型がデザインされたこのリングを有名にしたのは、1987年に公開されたミッキー・ローク主演の「エンゼル・ハート」です。本作でロバート・デ・ニーロがエンジェルハートリングを着用しています。
不気味な存在感のデニーロにぴったりの幻想的なデザインのエンジェルハートリングは、観客に深いインパクトを残し、映画の大ヒットと共に人気が不動のものとなりました。
映画で実際にデニーロが身に付けていたエンジェルハートリングは、数年前、テキサス大学にある映画学部に参考資料として、その他映画で使われた小道具などとともに寄付されたといわれています。
その後、エンジェルハートリングが正式に日本に上陸したのは1996年のことです。
魅力的なデザイン
エンジェルハートリングは全てニューヨークにあるブランドのデザイナー、アレックスストリーター(ALEX STREETER)のファクトリーにてひとつひとつ、彼の手作業によって作られています。エンジェルハートリングの石は合成樹脂で作られています。
例え同じ石でも温度や湿度の影響によって全て仕上がりが異なるため、ひとつとして同じ石は存在しません。また、星はシルバーでできています。
土台の左右にはヤギの顔が彫り込まれています。そしてその角がぐるりと石の周りを取り囲むという独特のデザインです。
豊富な種類
エンジェルハートリングには様々な種類があることでも知られています。まずは映画でも使用されたエンジェルハートリングの代表作、エンジェルハートリングイエロー。
石に光を通すと木目調の星影が映る神秘的なエンジェルハート・スティックスター。
光を当てて裏から見てみると石の中の裂け目がとても美しいエンジェルハート・クラック。
丸みを帯びた優しいフォルムのニューエンジェルハートリング。
スターがイバラ状になっているエンジェルハート・ソーンスター。
映画で使用されたモデルに使われたバルティックアンバーという希少価値の高い石を使用したエンジェルハート・リバイバル。
その他にも地域限定シリーズや、アレックス来日記念シリーズなどもあり、そのどれもが高い人気を博しています。