アンテプリマとは
イタリア語で「デビュー前」という意味のアンテプリマは、年齢に捕らわれず、「デビューはいつでもできる」という想いで、1993年にスタートしました。
日本では、知らない人はいないほど、知名度のあるブランドで、現代の女性に向けたシンプルでエレガントなファッションやバッグが魅力です。
ワイヤーバッグの発表
アンテプリマのシグネチャーといえば、クリエイティブ・ディレクターの萩野いずみが、この世に生み出した、「ワイヤーバッグ」です。
香港でアンテプリマを立ち上げて2年、紆余曲折しながら、ミラノに活動の場所を移動し、新コレクションとしてワイヤーバックを発表します。ブランドの再スタートにふさわしいヒット作を輩出します。
「編む」からのインスピレーション
萩野いずみは、夫の萩野正明の会社の事業の一部であるニット事業をみて、編むという発想から生み出したのがワイヤーバックです。編む素材を探すうちに、イタリアの素材展で、「ワイヤーコード」に辿り着きました。
ワイヤーコードとは、元々はメガネのストラップ用に発案されたマテリアルです。
しかし、そのワイヤーコードで編むことで、皮や布では表現できない全く新しいコンセプトのバッグが誕生しました。ワイヤーコードで編むことで、潰れても元に戻り、型崩れを起こしません。
またナイロンなので、雨や水にもタフな素材です。そして軽くかさばらないので旅行のスーツケースに入れておくことできます。さまざまな生活シーンに合うバックが無いかと考えた結果、オールクリアのワイヤーバックが完成しました。
ワイヤーバッグの魅力
ワイヤーバッグは、ワイヤーコードを織り重ねることで、全方向から光を乱反射させ輝きのある、エレガントで贅沢で、温か味のあるハンドメイドが特徴です。
例えば、ラウンドハンドルが可愛い「マッリアファンタジア」は、二ッティング技術のみで編み込んでいるので、凸凹とした立体感のある仕上がりになっています。
これも、ワイヤーならではの、しなやかで弾力のある特性を活かしています。そして宝石のようなバッグでとても個性的です。
バリエーションは、エレガントでシンプルなアイテムが多く、持ち手がチェーンになっているタイプや、ハンドルタイプのものまであります。
光を反射して、星のようにキラキラ輝くワイヤーバッグは、パーティーシーンを始め、ドレスに、着物にも合わせることも可能です。
また日々の通勤バッグとして、女子会用のバックとしても重宝します。そんな幅広い利用シーンに使えるバッグは、萩野いずみのマインドが詰まっています。
ワイヤーバッグは、1998年発売以来、新作を作り続け、グログラムと編み込んだ異素材タイプのワイヤーバッグや、スパンコールをあしらったものなど、バリエーションもたくさんあります。ワイヤーバッグは、どんな女性にも輝きを与え続けています。