アニヤハインドマーチ(Anya Hindmarch)が2007年に発表した“I’m not a plastic bag”と書かれ、「私はビニール袋ではありません」と訳せる言葉がプリントされ伝説と呼ばれるほど人気になったエコバッグによって、一躍有名になりました。布製のエコバッグは、持ち手部分も太くて安定感のある仕上がりになっており、表面の上部にはアニヤハインドマーチのロゴマークである、リボンがあしらわれています。また内側には、”We are what we do”の文字が書かれていてシンプルな中にこだわりが詰まっているのです。
“Bathurst”は世代を超えて受け継げる雰囲気を感じさせるデザインでありながら、大ぶりなタッセルをあしらったり、斜めがけしてモダンスタイルにも使えるようにと、おしゃれ上級者に向けた新しいバッグスタイルの提案を行い、バッグを持つことの楽しさを表現しています。スマイリーウィンクを前面に一面プリントしたバッグは、ユーモラスで大人のかわいらしさを打ち出しているのです。ビスケットのパッケージを用いた筒形のクラッチバッグ“Biscuits Clutch”は、シーズンテーマにも据えられていた、日常にあるありふれたものに焦点を当てて作られています。表面はスネークスキンを使用し最良の素材と共に、高い技術で表現されている作品です。また、クリスマスシーズンのパーティーバッグのシリーズとしてスタートした”Valorie”はオールグリッターになったゴージャスなクラッチバッグで、人気の高いシリーズとなっています。
他にも、コーンフレークのパッケージを模した“Imoerial Clutch”は懐かしい題材をモチーフに、スネークスキンを使ったゴージャスなクラッチに仕上がりました。身につけるアート作品とも呼び名の高い子のクラッチは、フィレンツェのL工房で仕上げられています。
”Georgiana Clutch”は、洗濯石鹸のパッケージを施したデザインとなっており、見慣れた家庭用品が、より鮮明なグラフィックスによって浮き上がらせたデザインです。そして、手作業で仕上げられたタッセルが付属されています。
”Crisp Packet”では、アルミフォイルのような輝きをくしゃっとしたフォルムが特徴的なモデルです。開口部が大きく開き、身につけられるアートピースになっています。
アニヤハインドマーチ自身が学生時代に熱中したといわれる、ステッカーは原点となるデザインで、グラッフィックとスローガンでいっぱいの”stickered up maxi zip satchel”は、レザーをプリントするだけではなく、浮き彫りにして仕上げられたデザインです。