アニヤハインドマーチ(Anya Hindmarch)は、2014年の春夏ニューヨークコレクションで旗艦店をニューヨークにオープンさせた後すぐに行われた、ロンドンコレクションにおいて、自身の初のランウェイショーを開催したのでした。旗艦店では、オリジナルの刻印ができるビスポークといわれるサービスと、コレクションラインが一緒に揃ったお店としてオープンしたのです。ランウェイショーの上では、カラフルで新鮮さが光る新作バッグを小脇に抱え、モデルたちが颯爽と歩く姿が見られ、ワイヤーでいくつも吊るされた色も形も様々なバッグが、舞台の脇に舞い降りるという演出がなされ、舞台に花を添えた演出となりました。無重力をテーマに発表された新作は、まるで無重力空間にいるのかと錯覚するかのような不思議な空間で行われ、軽い、カラフル、使いやすいを体現したような進行形バッグがづらりと勢ぞろいしたのです。ショーのフィナーレでは、宙に浮いたモデルたちが登場し、ポテトチップスのパッケージを模したようなクラッチバッグを掴んでいました。 思わず誰もが笑顔になってしまうような、仕掛けを組み込んだショーはアニヤハインドマーチらしさ表れたものとなっています。最後には、ランウェイを含んだ会場全体がバッグのプラネタリウムになっており、更なる驚機の演出を取り入れたコレクションとなったのでした。空中浮遊するバッグをショーで見せることで、軽さを表現しているが、そのコレクションのインスピレーションを沸き立たせたものが、なんと成田空港で見つけた一つのおもちゃなのです。ちょうどそのおもちゃと出会ったころに、以前よりもさらに軽量化されたレザーを開発中だったアニヤハインドマーチは、磁石の反発を利用することで、宙に浮いた惑星を回転させる仕組みになったおもちゃを実際に買って帰ることにしたのでした。このおもちゃをきっかけに、コレクションへのアイディアが広がることとなり、今回の最新のコレクションへと形づくられます。
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