アートカムズファーストとは
アートカムズファースト(ART COMES FIRST)は、スタイリスト兼、ファッションコンサルタントとして幅広い活躍を見せているシャカ・メイドー(Shaka Maidoh)と、クリエイティブディレクターであるサム・ランバート(Sam Lambert)が、2013年にロンドンでスタートさせたブランドです。厳密にいうと、正確なブランド名はアベックセフレール(Avec Ces Freres)です。
アートカムズファーストは、シャカとサムのファッションへのアティチュードに賛同したクリエイティブ集団からなるユニットの名称で、彼らが手掛けるアパレルラインの名称がアベックセフレームです。
様々なアーティストや職人が融合して作り上げるアイテムは、そのひとつひとつがハイクオリティで、独自のスタイルを確立していると、今注目を集めているブランドです。
サヴィルロウ(Savile Row)の、ビスポーク・テーラーで修業や、スタイリストとして第一線で活躍していた経験を基盤として、スタイリッシュながらもモダンなデザイン、ディティールに垣間見えるパンクやブラックカルチャーのストリートの感覚を持ち合わせているアイテムの数々は、次世代のファッションを担う存在だといわれています。
サム・ランバート(Sam Lambert)
サム・ランバートは、アンゴラで生まれ、イギリスとスペインを行き来して育ちました。
ファッションにお金をかけたり、トレンドを追いかけたりすることは重要ではないという考えのもと、アートカムズファーストでの活動を通じて歴史、未来、クラフトマンシップへの献身という概念にインスパイアされている様々なブランドとのコラボレーションを積極的に行っています。
シャカ・メイドー(Shaka Maidoh)
シャカ・メイドーはウエストロンドン出身、スタイリストとしての経験も豊富で、SNSに非常に敏感で詳しい一面も持っています。アートカムズファーストのアイテムのストリートやミュージックの絶妙なミックス感やブランド全体に漂うユーモラスでスタイリッシュな空気は、シャカのプロデュースの賜物だといえます。
国内でのポップアップストア
2014年5月、ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)が原宿本店メンズ館にてポップアップストアを開催しました。それに伴い、ユナイテッドアローズがサムとシャカを日本へと招聘し、彼らの初来日を実現させます。
2016年1月にはドーバーストリートマーケットギンザにて、Rockersをテーマにしたコレクションを開催しました。
今、世界中でもっともスナップを撮られているとされる2人は、別名「旅するテイラー」とも呼ばれています。2人の個性がミックスされることで、アートカムズファーストは、他には真似できない唯一無二のブランドとして成立しています。