アストリッド アンデルセンとは
アストリッド アンデルセン(Astrid Andersen)とは、デンマーク ヴァイレ出身の女性デザイナー アストリッド・アンデルセンが自身の名前を題したブランドを設立し、2011年秋冬コレクションのメンズウェアでデビューをしたブランドです。
2010年にイギリス ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート(Royal College of Art)のMAコースを卒業。卒業コレクションがイタリア版 ヴォーグ(Vogue)主催による第9回インターナショナル・タレント・サポート・コンテストのファイナリストに選ばれ、一際注目を集めるデザイナーになりました。同年のロンドン・ファッション・ウィークに若手デザイナーながらも参加しています。
スポーツとヒップホップ、ストリートとラグジュアリーからなる4つの要素を融合させたデザインやパターンが注目を集め、シージを発表する度にファンを増やし続けています。シーズンを重ねる度に進化し続けるデザインこそが、人々が引き付けられる理由です。
2011年以降スタートしたブランドは入手困難と言われるまでに成長し、2014年にはラフォーレ原宿に期間限定ストアをグレイト(GR8)と協業でオープンし話題を集めました。
更に注目を集め、2015年に受賞を逃したLVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH Young Fashion Designer Prize)の2016年のセミファイナルに入賞し着実に実力をつけています。
アストリッド アンデルセンの魅力
2014年の限定コレクションでは、日本の国技 相撲にフォーカスしたランウェイを披露しました。今までに見せてきたスポーツとヒップホップ、ストリートとラグジュアリーからなる4つの要素を持つブランドだからこそ出来る表現力と確かなデザイン性の高さで人々に驚きを与えました。日本へ抱く敬意やファッションカルチャーを覆した精神をアストリッド・アンデルセン自身と照らし合わせ、有彩色の暖色を多用し自身の内と、日本を表現しました。
限定コレクションに限らず、スポーツテイストを多く含んだシルエットに独特なデザインや、ロゴを大々的にデザインしたアパレルなどもインパクトを持ちながらも、ラグジュアリーの要素を加えたランウェイを一貫し発表しています。
アストリッド アンデルセンとスポーツブランドのコラボレーション
2020年にはスポーツブランド ヒュンメル(HUMMEL)のハイエンドライン ヒュンメル ハイブ(HUMMEL HIVE)とコラボを発表しました。日本ではスニーカーのみの発売となったものの、コロナウイルスの影響でデッドストックになったアイテムをパッチワークでデザインしたアパレルラインが世界で発売されました。
その他にも、2018年にはフィラ(Fila)のプレミアムライン フィラ フィヨルド(Fila Fjord)にアストリッド アンデルセンが起用されています。フェンディ(FENDI)とコラボし成功を収めたフィラに、拍車をかけるべくアストリッド アンデルセンの手腕が認められ選ばれました。