ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)は様々なブランドとコラボレーションを行ってきました。
1972年に山本耀司が設立したワイズ(Y’s)とビルケンシュトックは、過去に2シーズン続けてウィメンズ向けのコラボレーションシューズ「BIRKENSTOCK for Y’s」を展開しています。
2014年にリリースされたのは、トングサンダルとベツテッドトングサンダルの二つのモデルで、それぞれブラックとホワイトの取り扱いがありました。ビルケンシュトックの定番モデルが基となり、靴底を約2.5cmの高さに変更、中敷きのかかと部分にはBIRKENSTOCK for Y’sのロゴが配置されています。
2015年のコラボレーションシューズは、中敷きの形状はビルケンシュトックのオリジナルを踏襲し、外観はワイズのオリジナルデザインにしたサンダルです。
リングトングモデルは、ストラップは甲の部分と足の親指部分にのみ配置されており、女性らしいイメージです。ベルテッドモデルの方は、3本の細目なストラップが足をホールドするタイプで、男性的な雰囲気を演出しています。
フランス発のアパレルブランド、オーシバル(ORCIVAL)がビルケンシュトックとコラボレーションしたサンダルは、ビルケンシュトックの代表モデルであるアリゾナ(ARIZONA)をベースに、カラーはマリンルックを特徴としているオーシバルのホワイトとロイヤルブルーがイメージされています。
ストラップ部分は白一色で、靴底は一面ロイヤルブルーをしていて、中敷きにはオーシバルとビルケンシュトックのダブルネームがプリントされました。幅広なストラップは足をしっかりと支え安定感があります。両ブランドが初めて行ったコラボレーションサンダルは、一部の店舗での限定販売のみで発売直後から話題となりました。
エイチティーシー(HTC/Hollywood Trading Co.)というスタッズベルトを扱うブランドとデザインしたカスタムモデルもあります。
東京でHTC商品などを幅広く取り扱うセレクトショップ、スタンダードカリフォルニア(STANDARD CALIFORNIA)が年に一度展開するビルケンシュトックとHTCの別注モデルは、ビルケンシュトックのアリゾナやボストン(BOSTON)、チューリッヒ(Zurich)といった3つの定番モデルにHTCがスタッズを使ってカスタムをしたものです。
スエードやレザーの上に様々な種類や形のスタッズやラインストーンが施され、ネイティブアメリカンのようなイメージに仕上げられました。