ブルックスブラザーズ(Brooks Brothers)はこれまで様々なブランドとのコラボレーションを展開しています。
シュプリーム(Supreme)
2014年にコラボレーションしたシュプリーム(Supreme)は世界にファンの多い、主にストリートウェアを展開するブランドです、シュプリームとブルックスブラザーズのコラボレーションは以前より噂されていましたが、2014年についに発表となりました。
展開されたのはセットアップスーツとハットで、共にサッカー生地を使った爽やかな印象のアイテムです。裏地には星柄のプリントが施されており、袖口付近には二つのブランドのロゴが入ったタグが付けられています。
ディッキーズ(Dickies)
2015年、ブルックスブラザーズの派生ラインであるレッドフリース(Red Fleece)と、アメリカのカジュアルブランド、ディッキーズ(Dickies)はデニムボトムスを5型共同で手がけました。
ボトムスのベースとなったのは、ディッキーズこだわりの匠プロジェクトシリーズのデニムで、生地の生産から製品の加工までを日本の職人が行っています。
コラボレーションデニムでは、生地のオーダーをブルックスブラザーズが行い、デザインは縫製をディッキーズが主導しました。革パッチ及びポケット袋には両ブランドのロゴが入っており、特別な1本となっています。
侍ジャパン
2017年に行われたワールドベースボールクラシック(WBC)の活躍が記憶に新しい、野球日本代表の侍ジャパンですが、2015年にブルックスブラザーズがパートナー契約し、以来2017年まで選手が着用するスーツを提供しています。
2015年版のスーツは、セットアップではなく、ブレザーにトラウザーとの組み合わせでアメリカの伝統的なトラッドスタイルを表現しました。
ジャケットの裏地とネクタイは、ブランド伝統の赤を使用したストライプを使用し、日の丸のイメージと重ね合わせています。
2016年春夏は洗練されたブルーストライプのスーツを展開しました。使用の生地は、日本のためだけに開発された通気性と撥水性、伸縮性などを兼ね備えたもので、今ではブルックスブラザーズを代表する機能的生地です。
スーツと同系色の濃紺のネクタイには、ブランドと侍ジャパンを象徴するロゴが入っており、コラボレーションを強く印象付けます。
この年は秋冬にもオフィシャルスーツを発表しており、ブルックスブラザーズの代表作であるボタンダウンシャツと、ブランドだけが使用を許されている特別なウール地を使ったスーツが展開されました。
生地から縫製まで、細部にわたりこだわりを詰め込んだ侍ジャパンとのコラボレーションスーツは、一般販売も行われています。