こんにちは。RINKANバイヤーの小島です。
今回紹介するのは、彼のチャーミングな人柄が若き日のマークジェイコブスに似ている事から「マークの再来」と言われた事もある【アレキサンダーワン】についてご紹介いたします。
幼いころからファッションが好きで、15歳の頃には親戚の結婚式の余興で自身がデザインした洋服を縫ってファッションショーを行ったという逸話もある彼。
2004年には、卒業前に中退し、自身のブランド「アレキサンダー ワン」をスタートしています。その時、義理の姉とともに、カシミアのニットを使用したコレクションを展開しました。現在も、家族の絆が強く、家族がブランドに協力しています。母は生産ライン・貿易に協力しており、彼の今があるのは家族のおかげであると言ってもいいかもしれないです。
彼のミューズは、トレンドを気にしない、自分のルールでファッションを楽しむ女性。セクシーなドレスを着ても美しく妖艶に振る舞うのではなくタフな一面があってそのまま走り回ったりする子で、服は着心地が良くて面倒くさくないのが一番と考えながら、洗練されたファッションとは何かを理解している子たちです。
実際、コレクションのテーマを探す際は基本的にストリートで見つけた自分らしさを出した女の子にインスピレーションを得たり、友人と話している時にアイディアが生まれたりするらしいです。また普段見慣れた洋服の素材を変えたりして新しい視点から考えることが好きだといいます。
彼のコレクションを見ているとモノトーン中心のスタイルになるが、そこに差し色を入れる時もあるにしろ、見せ方が面白いです。
素材感やシルエットだけではなく、カッティングによる重ね着の見せ方(SSに多く見られる)が他のブランドには感じられない魅力があります。
そこにはセクシーでクールな女性像がしっかり埋め込まれているが、遊び心にも手を抜いていない作品ばかりです。
特に好きなのが12SSです。
モトクロスやダイバーをイメージしたテーマがハッキリしている作品にはなりますが、ここには彼がイメージしている自立した女性や生き様が一番感じとれるような気がするし、遊び心も忘れていないのがいいです。
なんかやりたいことをやって楽しんでいるような印象を受けるからかもしれないですね。
もしそんな彼のアイテムをRINKANで見掛たら一度手に取ってみてください。
また、アレキサンダーワンをお持ちの方は是非お買取りもご検討してみてください。