こんにちは。リンカンバイヤーの広瀬です。
今回はケンゾーについて書かせていただきます。
近年急激に人気が出たケンゾーですが、それまでの自分のブランドイメージは婦人服、紳士服、カジュアルな印象はあまりなかったです。しかしデザイナーが変わってからガラリとイメージは変わりました。
2011年7月より「KENZO」の新クリエイティブディレクターにウンベルト・リオンとキャロル・リムは就任し新生「KENZO」を生み出しました。
ウンベルトは、1975年6月7日ロサンゼルス生まれ。カリフォルニア大学バークリー校にてVisual ArtとAmerican Studiesを専攻し、1997年に同校を卒業。キャロルも1975年2月20日にロサンゼルスで生まれ、カリフォルニア大学バークリー校にて Economicsを専攻。ウンベルトと同じく、1997年に同校を卒業。彼らは大学時代に友人となり、卒業後、共にニューヨークへ拠点を移します。両氏が より一層の絆を深める一方で、ウンベルトはバーバリーとGAPで、キャロルはバリーでキャリアをスタートしました。
2002年、2人はビジネスパートナーとなり、ニューヨークにオープニングセレモニーをオープン。ファッション・デジタル・リテールの全てを網羅したオープニングセレモニーの大成功により、2人は世界のファッション業界において最も影響力がある人物として認められるようになりました。日本でもオープニングセレモニーは人気ですね。ブランドのセレクトが個人的に大好きです。
なんといっても新生ケンゾーの代表的なアイテム虎のトレーナーです。
発売して即完売となり、一時期は抽選じゃないと買えないアイテムもありました。
またNEWERAコラボキャップは毎シーズン発売され常に斬新なデザインで人気があり様々な有名人が着用しているアイコンアイテムでもあります。
自分もキャップ好きで集めているつもりは無かったのですが気づいたら6着ほどありました。
ケンゾー人気が出るにつれてファッションシーンもモード系スタイルにキャップというストリートミックススタイルが確立されました。昔のファッションでは考えられないスタイルだと思います。街を歩いていたらケンゾーの影響力の凄さがよくわかりますね。
最近のケンゾーのコレクションといえば
2013年秋冬のコレクションテーマは「空の探検」
昼、夜。時間によって移り行く空の表情をカラーで表現。空そのものからインスピレーションしたデザインがとても魅力的であります。他にも稲妻や雨のしずく、星などといった空からイメージされる要素が盛り込まれているコレクションで実際のアイテムを手に取ってみても予想以上のクオリティで驚かされました。
2014年春夏コレクションはウンベルトとキャロルの故郷カリフォルニアをイメージしたリゾートスタイルのコレクションルックです。早く実際に手に取って見てみたいです。
ケンゾーのこれからに注目です。