ソティリオ・ブルガリ(Sotirio Bulgari)から、ブルガリ(BVLGARI)を受け継いだ、息子であるジョルジョとコンスタンティノが退任後は、1983年に新しいジュエリーラインである「ドッピオ・クオーレ」を発表しました。 その後、1984年から1985年には、ソルティオ・ブルガリの孫である、パオロ・ブルガリ(Paolo Bulgari)がグループの会長となり、ニコラ・ブルガリ(Nicola Bulgari) が副会長に就任。 二人の甥でもあるフランチェスコ・トラーパ(Francesco.Trapan)が社長になりました。 1986年には、ミラノやロンドン、スイス、ミュンヘン、そして日本では東京と大阪、ほかにもシンガポール、香港に新たに店舗を構えるまでに成長します。そしてニューヨークには第2店舗目となるお店も開店させます。 1989年には、古代ローマにある円形競技場をデザインに「アンフィテアトロ」という時計を発表。 1991年には「ナチュラリア」という新しいジュエリーを発表すると共に、アジアの中心店として東京本店をオープンさせました。 1992年には、クラシックな腕時計を新たに形を変えて「クアドラート」として発表し、ジュエリーも新たに発表します。 1993年には、グリーンティーをベースに作られた初の香水である「オ・パフメ」を発表、その翌年には女性向けの香水である「ブルガリ プールファム」を発表しました。 1996年には、ブルガリ初となるスカーフを作り、イタリアと日本で発表されました。翌年の1997年には初のスキンケア商品を日本で先行発売しています。 2000年には、スイスの高級時計メーカーの株を100%取得すると、新しく会社を設立。プラチナ製の高級な腕時計を世界99本限定で発売するなど、業績を伸ばしてきました。 2004年にはホテル事業にも進出し、イタリアのミラノにオープンさせます。 2012年にはルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)やフェンディ(FENDI)などを歴任してきたマイケル・バークが、創業以来、家系以外で初めてとなるCEOに就任しています。 現在では世界で150ほどの直営店を構え、100年以上の歴史を持つファッションのトップブランドとして成長し続けています。
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