シャネル(Chanel)は1910年にココ・シャネル(Coco Chane)がパリに帽子専門店として開店したのがきっかけで、今や全世界で有名な高級ブランドとなっています。
そんなシャネルの歴代ミューズ達もまた、有名なモデルや女優ばかりなのです。
カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)
シャネルの代表的な香水「No.5」で1970年代に初めてシャネルのミューズとして登場したのは、フランスの女優、カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)だと言われています。
それからはあっと言う間に知名度が広がり、「No.5」の顔として大ブレイクしたのです。
コマーシャルは、落ち着いた雰囲気の中、カトリーヌが英語で話しかけているというものですが、「ミステリアスビューティ」と言われた彼女の美貌は、アメリカで称賛の嵐でした。デビュー以来、女優とモデルの両方で大活躍している数少ない一人でもあります。
キャロル・ブーケ(Carole Bouquet)
その次にミューズとなった人物は、フランスの女優キャロル・ブーケ(Carole Bouquet)です。彼女は黒髪のクールビューティとして有名で、小さい頃から美人だったといいます。
とても頭がよく15歳の時には大学進学を果たしていましたが、1977年にスカウトされ映画デビューしました。「007」のボンドガールとして出演すると瞬く間に有名となったのです。
80年代の終わり頃にシャネルのミューズとして登場し、フレンチ・エレガンスとしてコマーシャルで美しい姿を披露しました。
イネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)
イネス・ド・ラ・フレサンジュ(Ines de la Fressange)は、シャネルと初めて専属契約をしたモデルです。
1975年ファッション誌に登場するとすぐに注目を浴びました。
カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)
シャネルのデザイナーである、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)もその一人だったのです。そしてシャネルの専属モデルとして契約し、1980年代の終わりごろまでミューズとして活躍しました。
クラウディア・シファー(Claudia Schiffer)
クラウディア・シファー(Claudia Schiffer)は、ドイツ出身のモデルで、後にスーパーモデルへと駆け上がっていきます。もともと弁護士の家庭に生まれたクラウディアは、自分も弁護士の道を目指していました。
しかしスカウトされパリに移住後、モデル業を始めたのです。シャネルのデザイナーである、カールに気に入られ、1987年にデビューと同時に専属モデルとなりました。
さらに端整な顔立ちとグラマラスボディが、「生きたバービー人形」として男性たちを虜にしたのです。それから20年経ってもシャネルとの関係は続き、2008年、2011年にもシャネルのミューズとして起用されています。