ディオールのアートエキシビション

2012年4月22日のディオール(Dior)銀座リニューアルオープンに合わせて、「”LADY DIOR AS SEEN BY”展」が開催されました。 開催期間は2012年4月22日から5月20日までの29日間。クリスチャンディオールのアイコンバッグとして知られるレディディオールと、世界中のアーティストたちのコラボレーション企画、アートエキシビションとして多くの人々の注目を集めました。 1995年に誕生したレディディオールは、世界中のトップアーティストにとってのインスピレーション源です。

展示会の概要

写真家やビジュアル・ビデオアーティスト、映画監督などが各々のスタイルを表現しレディディオールの世界を創り、作品で表現しました。今回開催された展示会は、それらの作品を集めて公開したものです。 展示会の会場となったディオール銀座は、建築家のピーター・マリノ(Peter Marino)の設計を元に、約4か月間かけて大改装を行いました。 アーティスト作品のビジュアルで覆われた会場の外観は、独創的な作品が多く集う展示会にふさわしいものとなっています。 エントランスから入っていくと、映像アーティストが手掛けたユニークな映像、ダイアナ妃(Diana)が愛用していたとされるクリスチャンディオールのアイコンバッグのポスター、レディディオールの紹介を含めた展示会の紹介文などが見られます。 アーティストとコラボレーションしたレディディオールのバッグの数々はどれも目を引くデザインのものばかり。異なるカラーや素材、形状などを組み合わせて、独特の世界観を表現しています。 日本人アーティストの名和晃平の作品は、丸い透明のストーンでレディディオールのバッグを創りだしたもの。大小様々なストーンを組み合わせて変化を付けています。 オリンピア・スカリー(Olympia Scully)の作品は、レディディオールのバッグを氷と融合させたもの。氷特有の半透明の質感とチャームのメタル部分が異なる輝きを放っています。 さらにバッグの両サイドには大胆なカットが施され、見る人の視線を奪うのです。他にも金属のフレームでバッグの形を表現した作品、ステンドグラスのような色鮮やかな輝きが美しい作品などが展示されました。 会場内の鏡張りの一角には、クリスチャンディオールの中でも人気があるレディディオールのバッグにジュエリーのような華やかさを添えるチャームの巨大なオブジェが。「DIOR」の文字のチャームと一緒に飾られた円形のチャームには映像を映し出しています。 様々なアーティストとコラボレーションしたバッグ以外にも、映像やポスター、オブジェなど、会場内には見どころがたくさん。 開催期間中は多くの人々が訪れ、日本だけでなく世界からも注目された展示会となりました。

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