バイカー、ライダーのためのウェアを作ることからスタートしたクロムハーツ。必然的に、それらレザーウェアや、シルバーアクセサリーのブランド、というイメージが強いクロムハーツですが、実は、こんな物まで作っているの?と驚かされるようなアイテムまで、幅広く手掛けています。
クロムハーツのステーショナリー
例えばステーショナリー。一見ミニクッションのようにも見えるレザーでくるまれたペーパーウェイトや、流れるようなフローラルの造形が美しいボールペン、レザー製のバインダー、レザー製のメモホルダーなど、男のデスクを重厚に彩るアイテムが数多くリリーズされています。
メモホルダーは、時代を超えたブロックメモの定番と言われるロディア(RHODIA)のメモがちょうど収まる大きさに作られているなど、実用性も申し分ありません。ロディアはフランスの名門文房具メーカーで、ビジネスマンの愛用者も多いですから、よく考えられているアイテムと言えるでしょう。その他ペンケースや、裏面をメモパッドとしても使えるカードケースなどもあります。
クロムハーツの包丁
また、ステーショナリー以外でも、変わり種アイテムがいくつか存在しています。例えば包丁。MEAT CLEAVER(肉包丁)と呼ばれるアイテムで、世界的な刃物の産地、ドイツはゾーリンゲンに本拠地を置く刃物メーカー、ツヴィリング社(ZWILLING)とのコラボレーションから生まれた作品です。
ハンドル部分はエボニー素材で、スターリングシルバーのCHプラスが片面に3個ずつ、計6個もセットされています。さらに、専用の分厚いレザーケースも付属しています。
刃物関連ではその他にも、アーミーナイフの世界的トップブランド、スイスのビクトリノックス(Victorinox)とコラボレーションしたキャンピングナイフ(十徳ナイフ)もあります。ナイフ部分はヴィクトリノックス製で、そこにCHクロスやダガーのモチーフがシルバーで施されています。
さらに変わり種となると、持ち手がエボニー製でCHプラスのビスが打ち込まれたノコギリ(SAW)や、やはり持ち手がエボニーでできたハンマーなど、大工用品まで作っており、その捉われない発想から生み出される作品群には、今後もクロムファンたちの熱い目が注がれていくことでしょう。