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シッピークレイジーホースとは、コチティプエプロ族のトップアーティストであるシッピークレイジーホースが手掛けるアクセサリーブランドです。1974年よりジュエリー製作を始めました。
シッピー クレイジーホースは、稀代のシルバースミスJoe H. Quintana2(ジョー・H.キンタナ)の息子として生まれ、プエプロのトラディショナルスタイルを守りながらも、常に新しいクリエーションを続ける人物であり、コチティプエプロ族の酋長をつとめる人物でもあります。
また、シッピークレイジーホースの息子であるワディクレイジーホースも自身の名前を冠したアクセサリーブランドを展開しています。
シッピークレイジーホースの技術
シッピークレイジーホースのアクセサリーは鍛造という技術を用いて作られており、叩いてシルバーの密度を高めるといった、日本刀などと同じような行程で作られているので、強度が高く、シルバー同士がぶつかった時、きれいな高音を奏でるのが彼の作品の特徴になっており、その為、シッピーのネックレスは重ね付けする人が多いようです。
最近ではEXILEのNAOTOさんをはじめ、芸能人の着用も目立ち、数年前から二次流通で相場が徐々に上がっていきました。
他のインディアンジュエリーとはひと味もふた味も違う高いデザイン性で、
代表的なモチーフはスター、トリプルクロス、ナジャ、ドラゴンフライなどが有名です。
ジャンルとしてはインディアンジュエリーになるのですが、その枠にとらわれないデザイン性で人々を魅了し続けています。
一つ一つを丁寧に手作業で制作される作品は美しく、存在感のある仕上がりです。
作品に良く使用される4本ラインやクロスにはプエブロ部族の信仰にまつわる、東西南北や四季、「誕生・成長・老い・死」の4つの過程を意味しています。
