コモリ(COMOLI)とは
コモリ(COMOLI)は2011年に小森啓二郎がスタートさせた日本のファッションブランドです。
デザイナーの小森啓二郎は1976年東京都生まれ、文化服装学院卒業後、大手セレクトショップに入社しました。10年間デザイナーとして経験を積んだ後、独立します。
コモリのブランドコンセプトは「日本の気候、日本人の体型に合う、シンプルで上質な日常着」。
これは、現状ある洋服の原型は全て欧米から生まれており、軍服や作業着などのある目的のために作られたものである、という考えから、「より日本に合ったものを」ということに由来しています。
人気が加速した理由
ブランド設立から間もない、最初の頃はバイヤーでもスタイリストでも、仕事をきっかけにしてとにかく見にきてほしい、そして気に入ってくれたらいいというスタンスでアイテムを制作していたそうです。
ある日、一人のバイヤーが自分用に1着買って、個人的に好きだけどあまり売れないんじゃないかな、と言いながら店頭に1着出したところ、予想に反して好評となり、その反応も良く、コモリの洋服は一気に人気となり受注も増えます。
アイテムの特徴
コモリの洋服の特徴は、シーズンごとにコンセプトは変わることなく、基本的に自分が思い描くシーンに合う服、いつどこで着るかという明確な目的のある服を作り続けており、シンプルながらもシルエットや素材、ギミックなど細部までこだわりの利いた上質な日常着を展開しています。
代表作であり、トレンチコートの原型とも言われているタイロッケンコートや、シャツの原型を踏まえながら、ゆったりとしてシルエットが特徴のコモリシャツなどが人気であり、ベーシックながらもコモリらしい雰囲気ある上品さを醸し出す洋服は大人を中心に若者までとても人気です。
また、コモリの洋服は決して飽きることなく、長くワードローブとして使える面でも人気があります。
取り扱い店舗
取り扱い店舗では、アンルートやワンエルディーケー(1LDK)などが取り扱いをしています。デザイン性だけでなく、機能性の面にもこだわりを利かせたコモリの洋服はこれからも若者から大人まで魅了していくブランドとして注目されるでしょう。