新進気鋭ブランド クレイググリーンとは
クレイググリーン(CRAIG GREEN)は、2012年にイギリスのロンドンにてスタートした新進気鋭のファッションブランドです。デザイナーのクレイグ・グリーン氏は、多くの優秀なデザイナーを輩出している、名門セントラル・セント・マーチンズを卒業しており、イギリスファッション協会より、メンズウェア部門の新人賞なども受賞しており、ブランド創立して間もなく注目を集めています。
革新的な服
クレイググリーンのデザインの大きな特徴としては、既視感のない斬新かつ難解なデザイン。それだけでなく、その服を着て外に出て何かをして欲しいという、着用する人を考えてワードローブとなる面も兼ね備えている点も大きな特徴です。
どんな作りをしているか一目見ただけでは想像もつかないような複雑なディティールをしたジャケットやパンツ。しかし、素材はリアルクローズの服に多く見られる日常性のあるコットン100%のアイテムや、馴染みのない斬新な柄を大胆にプリントしたコート。
さらには、意図的に開けた穴に何本もロープを通した難解なつくりのTシャツ。中のインナーが一見透けて見えているように錯覚してしまうデザインのゴーストシャツなど、流行にとらわれず何シーズンにもわたってデザイナー自身の表現したい洋服を一貫して守り続けるスタンスが魅力的です。
デザイン性がかなり高いにも関わらず、着用する人のことを考えてディティールや生地を設定しており、日常性も忘れないクレイググリーンの服は、まさにデザイン性と実用性を最大限まで引き立て、組み合わせたこだわりの一着ばかりです。
デザイナー自身も、ブランド設立間もないからといって、決して流行のデザインを作るブランドにはしたくないと言っています。この言葉や、デザイン性と機能性を最大まで追求する姿勢から彼の洋服に対するこだわりが強く秘められています。
更に注目を高めているブランド
その天才とまで言える革新的なデザインから注目はかなり高く、モンクレール(MONCLER)とコラボレーションをしたモンクレール C(MONCLER C)なども発表しています。モンクレールCでは、たっぷりと生地をとったダウンジャケットをロープやバンドのようなもので複雑に縛った斬新なアイテムなどをリリースしており、こちらも大変注目されています。
現在国内でもドーバーストリートマーケットなどで取り扱いがされており、更に知名度を確固としたものとしています。同様に人気のある新進気鋭ブランド、キココスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)などと共に新進気鋭ブランドとして今後の活躍にも期待されています。