ダミールドーマ(DAMIR DOMA)は、2006年に設立した、フランスのパリを代表するファッションブランドのひとつです。マイキータ(MYKITA)は、ドイツのベルリンで2003年に誕生したアイウェアブランドです。そんな2つのブランドが、2012年にコラボレーションを行いました。
このコラボレーションでは、「DD01」という名前でサングラスを発表しています。「DD01」には、丸型のステンレススチールでできたフレームが使用され、ダミールドーマのコレクションを彷彿させるようなデザインに仕上がりました。
サングラスは3色展開で、ステンレススチールはそれぞれ、ゴールドとプラチナ、グラファイトで周りがコーティングされています。レンズはZEISS社のものが使用され、ブラウンとブラックの2色から選択できる仕様となりました。
また、ステンレススチールの他にインディアンウォーターバッファローから作られたホーン(角)が使われることで、どこか温かみのある柔らかい印象がプラスされました。
マイキータは、インディアンウォーターバッファローを、アイウェアの一部に用いたデザインで、世界最大のデザインコンテストともいわれるRED DOT DESIGN AWARDにて入賞した経験もあり、今回も並々ならぬ自信を持って、ホーンが使用されたと見られます。
「DD01」は、ダミールドーマの旗艦店や、マイキータの全ての店舗、アイウェアのセレクトショップ、その他ファッションストアなどで、ストラップの付いたレザーケースとセットで販売されました。
ダミールドーマとマイキータのコラボレーションは、これだけにとどまらず、2015年にも再び実現しています。2015年のコラボレーションでは「BRADFIELD」というアイウェアを発表しました。
「BRADFIELD」は、20世紀前半に流行した、鼻掛けめがねからインスピレーションを受けたという、丸型のレンズが魅力的なデザインになっています。まるでだまし絵のようだと評価されるそのデザインの裏には、フレームの裏側に取り付けられている2つのパーツなど、独自の構造技術が駆使されレトロな空気感と、どこか未来的な雰囲気を持つ遊び心のある一本に仕上がりました。