ディーゼルブラックゴールド(DIESEL BLACK GOLD)はディーゼル(DIESEL)の高級ラインで2007年に誕生しました。このブランドのコンセプトは、洗練、斬新、個性で、これらが混じり合ったコレクションです。
2008年にはニューヨークに開かれたファッションウィークで初めてのコレクションを発表しました。ディーゼルのアイテムの中でも象徴的なデニムは、ディーゼルブラックゴールドのコレクションでも展開されており、本家のシルエットや縫製技術を踏襲しつつも、加工は最小限に抑え生地の質をより際立たせた1本を展開しています。
デニムだけではなく、ジャケットやシャツ、パンツやシューズ、アクセサリーなどの小物も幅広く生み出しており、日本には2016年に2つの店舗が青山に同時オープンさせました。
フィフティーファイブディーエスエル(55DSL)は、ディーゼルから派生したブランドです。55DSLはストリートウェアが主なラインとなっていて、ディーゼルとは独立したデザインが特徴です。ウェアは着心地の良さや機能性も重視しつつ、ストリートブランド特有の個性的なグラフィックを取り入れてアイテムを展開しました。
また、さまざまなジャンルのアーティストたちともコラボレーションをしており、10.55Tシャツと呼ばれる、写真家やアーティストとコラボレーションしたTシャツが特に人気を呼びました。
2014年の秋冬シーズンをもってブランドは休止しディーゼルに統合されます。2015年からはディーゼルの中で55DSLの方向性を残しながら、若年層が購入しやすい低価格でアイテムを展開しています。
DIESEL Xとは、2017年に発表されたスポーツウェアがベースとなる、最新コレクションです。都会的なスタイルのウェアは、スポーツウェアとしての機能も持ち合わせており、使用されているパターンは人間工学をもとに作られています。
DIESEL Xはモード系を好む人も、ストリート系が好きな人にも着用できるよう意識されており、単なるスポーツウェアではなく、日常的にも使用できるよう製作されています。
DIESEL Xの象徴的アイテムであるバイカージャケットには、デニム生地を使わずにデニムのように見せる手法が取り入れられました。