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2016年、ディーゼル（DIESEL）は日本に上陸して30周年の節目を迎えました。その30周年を記念して、コラボレーションを発表します。
日本発のファッションブランドであるN.ハリウッド（N.HOOLYWOOD）とのコラボレーション企画では、共通点であるデニムに焦点を当てたアイテムを展開しました。
キーワードは「TOKYO」で、日本製にこだわったコレクションです。
男女ともに着用可能なサイズ展開でボトムスはもちろん、アウターやトップスも発表しました。アイテムの中には一般的にはデニムを使用していないものもあり、デニム生地やデニムのように見える生地を使用し作成しています。
例えばTシャツはデニムに見える軽めの生地に、ミリタリー調のDIESELのロゴをプリント、パイピングにはレザーを使用しました。他にも、濃いインディゴブルーをしたチェスターコートや、ジャケット、ベスト、パンツのセットアップなども販売しています。
日本が発祥のカバンブランド、ポーター（PORTER）と、世界的に有名な美術家の横尾忠則もディーゼルの30周年を祝し、トリプルコラボレーション「DIESEL × PORTER ARTWORK by TADANORI YOKOO」を発表しました。
ベースとなっているのは、ポーターを代表する強度で軽量なナイロン製のバッグを採用し、そこに横尾忠則が2015年に発表した作品を落とし込んでいます。最後にディーゼルが数々のデニム生地から選び抜いた、光沢のある日本製ブラックデニムが引き締めます。
このトリプルコラボレーションアイテムは全部で5種類あり日本限定で販売され、渋谷にあるディーゼルデニムギャラリーでは横尾忠則のポップアップストアもオープンし作品を販売、30周年に花を添えました。
ディーゼルは日本上陸30周年を記念したイベントやアイテム次々と発表しましたが、その中で日本人の女性デザイナーと共同でデザインしたアイテムも展開しています。
そのデザイナーの名前は小池優子と言い、ディーゼルが支援しているヨーロッパのファッションアワードで受賞経験がある新進気鋭のデザイナーです。
小池優子が得意としているのは、日本特有の色彩感覚をベースとした刺繍やプリントで、ディーゼルのデニムの上に和を思わせる華やかな色使いやプリントをあしらっています。両者とのコラボレーションでは、デニム以外の素材を使ったワンピースやチュールスカートなども展開しました。
