最高級の素材 「ジンバブエコットン」

ディオールオムのデニムは高級ドレスシャツにも使用されるほどの世界最高峰の素材「ジンバブエコットン」を使用し、手間を惜しまない製造工程を経てようやく完成するブランドを代表するアイテムです。 この「ジンバブエコットン」は、標高1500m以上の高地で有機栽培され、一般的なコットンは二毛作が主流であるにも関わらず、農薬を一切使わず一毛作でじっくりと育て上げられ、さらにすべてを手摘みによって丁寧に収穫しています。 収穫されたコットンは、次にデニムの表情を決定づける非常に重要な工程である、糸染色に移されます。ここでは通常のデニムに比べ、約2倍の工程が施されていて、糸の中芯は白いまま残るように計算されながらも、非常に深く濃い美しさを持った独特なブルーが生み出されます。

こだわりの製造工程

続いて織りの工程です。ここでは、コストや生産性の観点から近年ではほとんど見かけなくなった旧式のシャトル織機で織ることに徹底しています。 これはヘビーオンスのデニムを出来るだけ糸に圧力をかけず、コットンの損なわず素朴な風合いに織り上げるために不可欠なのです。 その後、縫製の工程に移ります。すべてのパーツを裁断することから始まり、縫製の作業工程は60を超え、縫う箇所で担当者もミシンもその都度代わります。 中でもチェーンステッチの縫製には幻のミシンと謳われるアメリカの「ユニオンスペシャル」社製のミシンを用いることにより、独特の味を生み出しています。 そして最後に、ディオールオムのIDともいえる「スカー」がバックポケットにあしらわれ、CDのロゴが入ったメタルパーツなどが装着され、ようやくジーンズが完成します。 これらの工程は、デニムの聖地と名高い日本の岡山県がメインで作られており、更には、作業工程を国内のいくつかの地域、工場を振り分けるといった非効率とも思えるような、非常に手間と労力と時間を要する生産体制をとっています。 これは、至高の逸品を作るにあたって、ベストな生産ラインを独自に編集することが必要不可欠であるというディオールオムのこだわりが詰まっているのです。 デニムというと非常に大衆的なアイテムというイメージがありますが、ディオールオムだからこそ表現することのできるラグジュアリーな要素が随所に散りばめられた至高の逸品であり、まさにブランドの代名詞なのです。
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