ブランドの始まり
ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)は、2009年に二人のデザイナーによりスタートした日本のファッションブランドです。
デザイナーは、北澤武志と佐藤絵美です。プライベートでは、互いに夫と妻の関係にあり、どちらも都内セレクトショップであるCANDYでオープニングディレクター兼バイヤーの経験があり、そこでの経験が今のデザインの基礎となっています。
CANDYでは、自ら古着をリメイクした服を販売したり、様々な海外デザイナーらによるインポートの服やヴィンテージの服などに触れた経験が今も活かされています。
多くの洋服に触れながら、自分たちで製作した洋服をお客様に提供できたことは二人にとってとても刺激的なことで、この経験から二人は新たにブランドを設立し、2012年には東京コレクションにてデビューを果たします。
名誉といえる受賞
2013年にはインターナショナルマーク・プライズのファイナリスト、世界の6ブランドの一つに選出されます。
これはとても名誉なことで、かつてはイヴ・サン=ローランなど世界的なデザイナーも選ばれたほどの賞でした。この出来事は二人にとって更なる服作りへのモチベーション向上のきっかけともなりました。
ドレスドアンドレスドの魅力
ドレスドアンドレスドの生み出す服の特徴は、ブランドコンセプトにもある二面性の結合のように、モードとストリートや、男らしさと女らしさなど互いに相反する二つの要素を絶妙に結びつけたデザインが特徴です。
黒と白を主に基調としており、シンプルな中にも細かなギミックや洗練されたシルエットが施された洋服は他ブランドにはないドレスドアンドレスド独特の雰囲気を醸し出しています。
最新の2017年秋冬コレクションでは、シャツにネクタイを合わせた上品なテーラードスタイルの服に、あえてストリートの象徴であるキャップを合わせたスタイルなどがあり、ドレスドアンドレスドの表現する二面性の結合が色濃く表れています。
更なるブランドの飛躍
ブランド設立以来、徐々にクリエイターなどが増え、現在は各アイテムごとに専門のスペシャリストやクリエイターがおり、一つのチームとして洋服を製作しています。このことが、コレクションの規模を大きくできた理由と二人は話しています。
国内での取り扱いとしては、ミッドウェスト(MIDWEST)やカンナビス(CANNABIS)など多くの国内セレクトショップで取り扱いが行われています。
海外でも、ニューヨークやロンドン、香港などでも取り扱いがされており、これから増々注目を浴びていくことが期待できる旬なブランドと言えます。