ブランドの始まり
ドリスヴァンノッテン(Dries Van Noten)はベルギー発のラグジュアリーブランドです。創業者であるドリスヴァンノッテンは1958年にベルギーのアントワープで生まれました。
元々ファッション関係の家系で生まれ育ったドリスヴァンノッテンは、1981年にアントワープ王立美術アカデミーを卒業後、政府企画のプロジェクトやコンクールに参加しながら、自らのコレクションを商品化するチャンスを手に入れていきます。
1986年にはロンドンコレクションでブランドデビューを果たしました。
1989年
1989年にアントワープ市街の中心地に、ドリスヴァンノッテン最初のフラッグショップとなるモードパレス(Modepaleis)をオープンさせます。
このフラッグショップは当時繊維取引所だった建物を改装して造られた3階建ての建築物で、現在でもアントワープ市街のファッションブティックとして代表的な名所になっています。
同1989年、アントウェルペンに19世紀に建てられた大規模な店を購入し、初の旗艦店となる「ヘット・モードパレス」(Het Modepaleis)を開店させました。
その後は、世界出店2店目となる旗艦店が東京の南青山で開店しましたが、輸入代理店だったライカとの契約終了に伴って2003年1月には閉店することになりました。
パリコレクション参加
1991年にはパリでのメンズ春夏コレクションに参加し、1993年には新しくレディース分野にてパリコレクションに参加します。さらに新たな分野として1996年には子供服のコレクションを発表するなど、ドリスヴァンノッテンはブランドとして徐々に活動範囲を広げていきました。
そして2000年、6万フィート四方もの巨大な6階建ての倉庫に心機一転、会社を移転したのです。2009年3月には再び東京の南青山に旗艦店をオープンさせており、その運営はトゥモローランドが行っています。
日本国内では2015年に大阪の御堂筋にも、ショップがオープンしており、現在直営店はベルギーのアントウェルペンと東京以外に、パリや香港、ドバイ、シンガポールなど14店舗となっています。