1994年にディーン・ケイティン(Dean Caten)とダン・ケイティン(Dan Caten)の双子の兄弟によって始まったブランド、「DSQUARED2(ディースクエアード)」は海外の大物セレブたちの間でも着用されたことにより、一躍有名になったブランドです。
ミニ(MINI)
そんなディースクエアードがコラボしたものは、まず2011年、コンパクトカーのミニとのコラボレーションを発表しました。
ウィーンで開催されたチャリティイベントの「LIFEBALL'S 2011」で初お披露目となります。
そのデザインの特徴として、フロントリムには2灯のフォグランプ、ルーフにも4灯のルーフランプを搭載。さらにヘッドライトとリアドアガラスに、石や泥よけ用のカバーをするなど、完全なるアウトドア仕様です。
サイドには彼らの出身地、カナダの象徴でもあるメイプルリーフにフロントガラスの上部にはブランドロゴが入っており、ディースクエアードのアイデンティティも落とし込まれています。
ラフ(Rough)
2013年にはブランド初の試みとしてスノーボードコレクションである「ディースクエアードラフコレクション(Dsquared2 Rough collection)」を発表しました。
このスノーボードはイタリア北部のブランドの「ラフ(Rough)」とのコラボレーションです。
大人用はブラックをベースに、ホワイトで両ブランドのロゴと彼らの出身カナダの赤いメイプルリーフがレイアウトされています。
キッズ用はビビッドコーラルとベージュ、ミリタリーグリーンの3色で作られるカモフラージュ柄です。
「スヌーピー&ベルインファッション(Snoopy&Belle in Fashion)」
2014年にはスヌーピーとベルの生誕65周年を記念して、チャリティプロジェクトである「スヌーピー&ベルインファッション(Snoopy&Belle in Fashion)」へ参加しました。
このプロジェクトは30年以上の歴史を誇るもので、その利益はいろいろな慈善活動に使われます。
ディースクエアードとして、ブランドの象徴的なデザインのレッドチェックパーカーにジーンズ、さらにマウンテンブーツも取り入れたブランド色の強いスヌーピー&ベルを制作しました。
この作品は15年の春夏NYコレクションの期間中にニューミュージアム(New Museum)において開催される展覧会で披露されました。その後はパリやモスクワ、カリフォルニア、ミラノなど世界各国を巡回しました。
ハドソンベイ(Hudoson`s Bay)
2016年にディースクエアードはブラジルで開催されたリオオリンピックにおいて、出身国であるカナダチームのユニフォームと公式衣装のデザインを担当しました。
そしてカナダの老舗デパート「ハドソンベイ(Hudoson’s Bay)」とコラボレーションをすることになり、一般にも発売されることになりました。