設立者 川村JURY洋一
アイファニー(EYEFUNNY)は、2003年に設立された日本のジュエリーブランドです。設立者はデザイナーの川村JURY洋一です。
彼は1977年生まれ、大学で経済学を学び、その後独学にてデザイン学を学んで洋服や家具、ジュエリーの製作を始めたという異色の経歴の持ち主として、一躍有名になりました。
彼は、アイファニーのデザイナーという一面だけでなく、愛称のJURY名義でダイヤモンドアートや絵画を表参道ヒルズなどに展示するアーティストとしても活躍しています。
アイファニーの始まり
アイファニーのコレクションは、2003年に始めて発表されました。その後、ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)やエストネーション(ESTNATION)での販売が開始されます。
アイファニーの名前を一躍有名にしたのは、フランス発のラグジュアリーブランド、セラファン(Seraphin)やケドゥヴァルミ(Quai de Valmy)とのコラボレーションです。
ここで発表されたアイテムの数々と、日本で初めてのジュエリーブランドという話題性で世界中から注目を集めるようになりました。
世界進出を果たすアイファニー
2008年には表参道ヒルズに一店舗目となる直営店をオープンさせます。その後大阪ハ―ビスプラザや新宿伊勢丹に店舗展開をしました。その他にも、パリで有名なセレクトショップ、コレットでも取り扱いされるなど、世界進出を果たしています。
ブランドコンセプトは、永遠という名前にふさわしい、非現実的な美しさを持つダイヤモンドです。コンセプトジュエリーとして提案、宝飾と服飾というように世界観がわけられている中で、ダイヤモンドを着る、という意味のDIAMONDS clothesという全く新しい世界観の提案を行っています。
このブランド独自の世界観を表すように、ダイヤモンドを洋服の素材として使用するアパレルライン、ワイ(y)も展開しています。
ユニークなデザイン
アイファニーのコレクションは、主にダイヤモンドを使用し、直線的ながらもユニークで遊び心に富んだデザインが特徴的です。
スマイルマークや数字など、斬新さがブランドイメージとして定着しています。そのオリジナリティ溢れるデザインは、数多くの有名人や著名人にファンを持ち、その影響から、次世代の富裕層といわれているニューリッチ層から絶大なる支持を集めています。
厳選された素材
川村JURY洋一は、独学でデザイン学を学んでいますが、石選びに関しては宝石の本場、インドのダイヤモンドファクトリーの鑑定士に直接教えをうけ、現在アイファニーで使用されている石は、全てブランドが提携している鑑定士と川村氏が綿密にチェックして使用しています。
厳しく確固たる基準で選びぬいたラグジュアリーな素材を大胆かつユニークなデザインのジュエリーに用いることで、他のジュエリーブランドでは到底見ることのできない独自の世界観を生み出しているブランドです。