ファセッタズム(FACETASM)は日本生まれのブランドであり、自由なファッションを提案しています。このブランドのデザイナーは、ブランドを立ち上げた本人である落合宏理です。ファセッタズムは、コラボレーションにおいても独自性を発揮しています。
ディアドラ(DIADORA)
まず、ディアドラ(DIADORA)とコラボレーションしたのは、スニーカーです。ディアドラはイタリアのスポーツブランドで、名作をいくつも発表してきました。
このコラボレーションは、ディアドラのイントレピッド(INTREPID)というスニーカーをベースとして、ファセッタズムがアレンジをオリジナルで加えたものです。
もともとスピードを求めるランナーからも愛されるイントレピッドが、現代の旬の顔として生まれ変わった特別な一足となりました。
スエードレザーとエナメル素材を組み合わせて、独特なグリーンカラーをまとったアイテムは、たくさんの人の目を惹きつけます。
オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)
スニーカーでは、オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)とのコラボレーションも実現しました。オニツカタイガーが生み出したコロラドエイティファイブ(COLORADO EIGHTY-FIVE)の、発売30周年を記念するモデルです。
ランニングシューズとして使用できるよう、機能性にも優れたデザインになっていましたが、コラボレーションすることによってファセッタズムのコレクションに通じるモチーフを載せて、アクセントをよりプラスさせることに成功しています。新たなコロラドエイティファイブが誕生し、ファンから注目を集めました。
富士フィルム
ファセッタズムは、富士フィルムともコラボレーションをしました。
チェキinstax miniの限定ボックスは、ストラップもしくはキーホルダーと、キャリングケース、フィルムパッケージがセットになっており、ファセッタズムを知らない人にも知ってほしいという強い思いを詰め込んだデザインになったと、デザイナーは話します。
ブランドの過去のコレクションで使用したオリジナルのテキスタイルを用いるなど、チェキを扱ってみたいという興味があったというデザイナーの言葉通り、人々にブランドの存在感を与える仕上がりになりました。
コンバース(CONVERSE)
その他にも、コンバース(CONVERSE)とコラボレーションをし、インパクトの大きい新作オールスターは話題を呼びました。バンダナのようにデザインされた、かかと部分の布がおしゃれなシンプルな一足は、オールスターのデザインを手掛けることがデザイナーとしての夢だった落合氏の、純粋な思いが感じられます。
ファセッタズムと、海外を問わない他ブランドとが生み出すコラボレーションは、今後もますます注目を集めることでしょう。