フェンディ(FENDI)は、1925年にブランドの創始者であるアドーレ・フェンディ(Adore Fendi)とエドアルド・フェンディ(Edoardo Fendi)によって設立された革製品店がブランドの始まりです。毛皮のコートや“ズッカ柄”と呼ばれるダブルFの柄で人気を博しているフェンディですが、バッグを始めとしプレタポルテや香水まで幅広いアイテムを展開し続けています。 そんなフェンディですが、時計事業にも力を入れています。フェンディが初めて時計の製造を開始したのは1988年で、時計メーカーであるタラマック社を買い取り「フェンディ タイムピーシーズ(Fendi Timepieces)」というウォッチ専門の子会社を立ち上げました。CEOにドメニコ・オリヴェーリ(Domenico Oliveri)を迎え、フェンディならではのファッショナブルで革新的なデザインのウォッチを手掛けています。 最新作である「ポリクロミア(Policromia)」はダイヤモンドと天然石をあしらったデザインが特徴のハイジュエリーウォッチです。ギリシャ語の“poly(複数)”と“khroma(色)”という意味の単語を2つ合わせたところからネーミングされており、その意味の通り、カラーを複数組み合わせて作り上げた幾何学的なデザインで見る人の目を惹きます。世界的にも名の通ったジュエリーデザイナーに手掛けられたこともあって、ダイヤル部分に埋め込まれたホワイトダイヤモンドとアクセント部分の半貴石が華々しい光沢が魅力です。“時を超えたミステリアスな神話から未来までの旅”というのをコンセプトに作られたポリクロミアは、これまでにないデザイン性が幅広い世代から人気を集めています。 他にも「フェンディ マイ ウェイ(FENDI MY WAY)」というシリーズは、フェンディらしさが詰まった仕上がりが特徴。毛皮コートが有名なフェンディだからこそのデザインで、取り外し可能なファーが付いた大胆且つフェミニンなウォッチです。ファーが高級感を演出してくれて、フォーマルな場面では取り外せるため機能的なのが特徴となっています。競技場を囲んでいるギャラリーを彷彿とさせる、古代ローマ期の円形競技場をイメージして作られたベゼルも特徴の1つです。 また、フェンディ マイ ウェイのリミテッドエディションにはいくつものきらびやかなダイヤモンドがケースやダイヤルにちりばめられており、ラグジュアリーなイメージが多くの海外セレブからも支持されています。こちらに付いているファーアクセサリーはフォックスファーを使用しており、ローマのフェンディ所有のファー工場で職人の手によって作られた繊細な仕上がりはとてもクオリティの高いものとなっています。
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