フラッドヘッドとは
フラッドヘッド(THE FLAT HEAD)とは、小林昌良が1996年に長野のアメカジショップであるデザートヒルズマーケットにてオリジナルブランドとしてスタートしたブランドです。
1994年に、長野に拠点を持つアメリカンヴィンテージショップを小林昌良はスタートさせました。それから、2年後にフラッドヘッドが誕生します。当初は某ブランドに委託し小林昌良が考えるジーンズを制作する企画でしたが、小林昌良は自身のイマジネーションを追求することに考えを転換させ自社生産の方向性に固めました。また、第三者が介入しない自社が管理する関係を構築し、フラッドヘッドはブランドとして誕生しました。
フラッドヘッドは、ブランドコンセプトに「現在と過去の融合」を掲げています。古き良きアメリカのヴィンテージアイテムを現代の技術を使用し蘇らせるという想いがブランドコンセプトに込められています。
フラッドヘッドが作り出すアイテムは、日本人のスタイルに合わせられて作られています。ヴィンテージアイテム特有のサイズの大きさとは異なり、選び抜かれた職人が作り出すことで、日本人に適したスタイルを提供しています。また、全てのアイテムを日本で生産することで、職人との意思疎通や、小林昌良の表現するものが直接伝伝わる事から、メイド・イン・ジャパンにこだわっています。全てのアイテムを日本で生産していながらも、ジーンズは岡山県で生産していたり、スカジャンのワッペンは桐生市で生産されたりと、アイテム一つ一つに強いこだわりを持っています。
代表作はジーンズ。ジーンズは全4種類のストレートのみで販売されています。ジーンズ自体に強いこだわりはあるものの、ジーンズを構築する一つ一つのボタンやステッチ、制作するミシンまでもが選び抜かれ、生産されています。また、業界では初となるボタンフックにブランド名を刻印しており、細部にもこだわりを感じられます。フラッドヘッドは、独自のインディゴブルーを表現するために通常なら14回程度で染め上げるところを24回染め上げる事で、独自の色合いを表現しました。その為、着用した回数が多くなるにつれて、ヴィンテージの風合いが増します。