幼少期
フォクシー(FOXEY)のオーナーデザイナーである前田義子は中国人の父と日本人の母との間に生まれました。
幼少期よりオシャレやファッションに興味を持ち、何のために生きているのかという哲学的なことを考える少女時代を過ごします。
フォクシーの立ち上げ
武蔵野美術短期大学を卒業した後、桑沢デザイン研究所でのキャリアを経て、ひとりでグラフィックデザインのオフィスを立ち上げます。
24歳の時、前田進との結婚を機に株式会社フォクシーを設立しました。
設立当初はファーブティックとして事業を展開していましたが、毛皮、毛皮に似合う洋服、それに合わせるアクセサリーやシューズ、バッグとアイテムを増やしていき、現在は国内に10店舗を構えています。
前田氏の考える美しさ
本当の美しさは内面から生まれるものだと考える前田義子は、自分の意思を尊重して迷いなき選択を積み重ねて行く生き方の先にあるものこそが美しさである、と提唱し、フォクシーのアイテムによって美しい生き方を形づくる要素を提供している、と主張しています。
そのため、フォクシーのアイテムは上質にこだわり、常に最上のモノを追求し続けています。
アクティブな活動
また、前田義子は知性、品位、清潔感をコンセプトにファッションのみならず、化粧品やライフスタイル全般にわたってクリエイティブ活動を展開しています。
1993年、生活の拠点を日本からニューヨークへと移し、ニューヨークと東京を行き来するスタイルを選択しました。現在はマジソンアヴェニューに直営店のNORIKO MAEDA BOUTIQUEを構えています。
また、MARYMOUNT SCHOOLの理事を務めたりニューヨークシティバレエのチャリティスポンサーを行ったりするなど、積極的にチャリティ活動も行っています。
魅力的なライフスタイル
前田義子は作家としても活動しており、現在までに多数の著作を出版しました。ミスリンという愛称で雑誌のコラムなども執筆している彼女は、著作の中で自分自身の生き方や考え方、ライフスタイルについて言及し多くの女性の共感を得ています。
また、フォクシーというブランドだけでなく、前田義子の生き方やライフスタイルに憧れる女性も多く、常に彼女の発言や生活に注目が集まっています。
常に一貫した美意識を持つ彼女のブランド、フォクシーは著名人にもファンが多数で、松嶋菜々子や上戸彩、壇れい、木村佳乃など、様々な芸能人にも愛用されており、また映画やドラマでも使用されたり、雑誌でも美しい着こなしが特集されたりして、女性の憧れのブランドとして変わらぬ人気を誇っています。