フレッドペリーの注目イベント
2007年よりフレッドペリー(FRED PERRY)が、自身のサブカルチャーを背景とした音楽イベントを開催し、話題を呼んでいます。
このイベントは、2000年代の中ごろより、フレッドペリーがイギリスで展開している音楽のポータルサイト、Subculture(サブカルチャー)、そのイベント版と銘打って企画したものです。
フレッドペリーを語るに欠かせない人物、2007年に同イベントで実に30年ぶりにライブを行ったポール・ウェラーをはじめとして、エイミー・ワインハウスやザ・スペシャルズなど、新進気鋭のアーティストから名の知れたベテランまでが出演しました。
フレッドペリーがイメージするサブカルチャーにふさわしい、様々な人気アーティストが参加してきたことでも注目されてきました。
日本での開催
当初はサブソニック・ライブという名前だったこのイベントが日本に初上陸したのが2014年、リトルバーニーや東京スカパラダイスオーケストラといったそうそうたるメンバーが集結し、観客を熱狂の渦に巻き込みました。
2016年にはサブカルチャーライブと名前を変え、11月1日に大阪の梅田クラブクアトロ、11月2日に東京の渋谷TSUTAYA O-EASTでそれぞれ開催され、実に4年ぶりとなるフィーダーが出演し、話題を呼びました。
会場にはフォトブースやギャラリーが設けられ、来場者はサブカルチャーや音楽と、フレッドペリーとの深い関係を目の当たりにして楽しむことができました。
また、大阪公演の前日にあたる10月31日には、フィーダーのメンバーがフレッドペリー大阪店にてライブ衣装のフィッティングと取材を行いました。
見学自由のこのサプライズイベントにも数多くのファンが押しかけました。東京公演の翌日の11月3日にはアフターパーティーがフレッドペリー東京店で行われ、フィーダーのメンバー2人のDJプレイが行われました。
サブカルチャーライブではフィーダーのライブの他に、大阪公演ではKOICHI SATOが、東京公演ではHiroがDJとして参加し、会場を大いに沸かせました。
ファッションのみならず、アートやカルチャーにおいても注目を集めるフレッドペリーによるイベント、サブカルチャーライブは、ブランドが表現し続けてきたサブカルチャーをファッションではなく、音楽として五感で体感できるイベントとして知られています。
「50年代より受け継がれてきた英国の音楽シーンとサブカルチャー、そしてフレッドペリーとの深い関係こそが、ブランドのDNA」と語るフレッドペリーのジョン・フリン社長の言葉通り、サブカルチャーと共に歩んできたフレッドペリー、そのブランドがプロデュースするサブカルチャーライブは音楽界とファッション界から注目を集め続けるイベントです。