特徴的なラバーソール
ジョージコックス(GEORGE COX)と言えば、ラバーソールの代名詞となるほど有名なブランドです。ラバーソールはブランドの中でも最も代表的な商品で、分厚いゴム底が特徴のシューズとして知られています。
ラバーソールはブローセルクリーバーズというのが正式名称です。ジョージコックス社は1906年に創業しましたが、ラバーソールが誕生したのは1949年になります。ラバーソールが誕生するまでに長い年月をかけて技術を磨いてきたことがわかるでしょう。
世の中に種類豊富に存在するシューズは、競技やハンティングなど何か目的があって作り出されています。
ラバーソールが作り出されたきっかけは、農園などで害虫を踏みつぶしていた作業靴が原型となっている説があるようです。ラバーソールは、当時ビートルクラッシャーと呼ばれていたことからもその説は予測できるでしょう。
また、ラバーソールはロイドジョンソンの店で別注されてから始まったという説もあります。どんな由来にしても、当時の若者たちがルールにとらわれずに、自ら創造してできたものがラバーソールです。
ヴィヴィアンウエストウッド(Vivienne Westwood)など有名人が自身の店でラバーソールを販売していたり、セックスピストルズ(Sex Pistols)やザ・クラッシュ(The Clash)などが名を連ねたりしているわけはここにあることがわかります。
豊富なラバーソールの数々
ジョージコックスのラバーソールは種類が豊富です。定番の形以外にも、ハイカットやつま先が丸いタイプ、尖ったタイプなどいろんなフォルムがあり、好みに合ったシューズを見つけることができるでしょう。
スムースレザーを使った定番のラバーソールはロックスタイルだけでなく、どんなファッションにも合わせやすいのが魅力のひとつです。
履いていくうちに擦り減ってきたソールは修理可能なので、長い期間履くことができ一足あると重宝します。スエード素材なら上品さも加わり、カラフルな色で人と違ったおしゃれも楽しめるでしょう。
存在感のあるレオパードはハラコ素材がプリントされ、ロック好きな人には欠かせない一足です。ユニセックスモデルなので、男女問わず使えます。
ラバーソールは紐のタイプが主流ですが、ストラップのデザインのものも人気です。歴史のあるデザインですが、今履くと逆に新鮮な印象になり、注目を集めやすく、ハイセンスな一足になります。
どのラバーソールにしてもお値段は決して安くはありませんが、ジョージコックスのものなら末永く履けるのでおすすめです。