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歴史あるグローブトロッター
グローブトロッター（GLOBE-TROTTER）は1897年、イギリスでデイビット・ネルケン(David Nelkin)により創業されました。18世紀から20世紀にかけて、イギリスでは冒険家が最も活躍した時代といわれています。
グローブトロッターのトラベルケースは、その当時最新鋭の機能を備えており、地球を巡る冒険家たちはこぞって飛びつきました。
当時のイギリスで冒険家たちは、人々から地球（globe）を巡る（trot）という意味合いを込め、グローブ・トロッター（globe-trotter）と呼ばれていました。地球を巡る冒険家に向けて、羨望と尊敬の意味合いを込めて呼んでいたようです。
冒険家に愛されたトランク
グローブトロッターのヴァルカン・ファイバーと呼ばれる頑丈でありながらも、圧倒的な軽さのボディは、他にはない唯一無二です。特殊な紙を何層にも重ねた上、樹脂をコーティングしたこの素材はアルミのような軽さで皮のように頑丈です。
更には、色合いが美しいということから、機能と美しさを兼ね備えたトラベルケースは冒険家が活躍した時代、最先端の素材の象徴でした。
情報に溢れている現代と違い、世界中が未知であった時代、世の中は冒険の心で溢れていました。新大陸の発見を目指し冒険をする者、学説の裏付けを確かめるために冒険に出る者、新種の動植物を発見する者など、その目的は様々でしたが彼らの胸には野心だけではなく、夢とロマンがありました。
その溢れる夢とロマンが、冒険に必要な荷物とともにトランクにつめられ、未知なる土地を駆け巡りました。その冒険家の精神が、今でもグローブトロッターのトランクから感じられ、ただの無機質なトランクとはいえないラグジュアリーな雰囲気を作っています。
価値あるトランク
今の時代、物は豊かになり未開拓の地などほとんどなくなってきました。しかし、人々は何かを求めて旅に出ます。その旅の本質は、かつての冒険家たちと同じように「自分の心の中に眠る未開拓の地」を求めることです。
その冒険の旅に、グローブトロッターのトランクはさらなる価値を付加してくれます。
グローブトロッターの製作方法は誕生からおよそ100年以上経った今でも、創業当時とほとんど変わりません。伝統的な職人によるハンドメイドで、熟練した職人が1897年当時と変わらない情熱を持って丁寧に作り続けています。
その製作過程も、グローブトロッターのトラベルケースの持つラグジュアリーさと美しさを作り出している要因です。
トラベルケース以外のコレクション
グローブトロッターは、その技術を活かしてトラベルケース以外のコレクションも展開しています。
モダンラグジュリーなトラベルを提案するグローブトロッターが展開するのは、ラゲッジ、アクセサリー、JETコレクション、プロペラコレクションの4つ。
パースやカードケースなど、現代の冒険家たちのために向けた、旅先で必要なグッズを職人が作る伝統的な技術で作り上げ、旅を快適でラグジュアリーに過ごすためのアイテムが提案されています。
