ゴローズ(goro's)のアイテムの中でも、存在感があり、ゴローズ好きなら手に入れたいアイテムの代表格が、イーグルではないでしょうか。まるで本物のイーグルが思い切り翼を広げて飛び立たんとするような迫力と造形美、細かいところまで再現された毛並みの繊細さで、ゴローズファン垂涎のアイテムです。
ネイティブインディアンにとってのイーグル
ネイティブインディアンにとって、イーグルは動物の中で一番空高く飛べることから、最も神に近い存在として崇められています。この場合のイーグルというのは、主に白頭鷲(ハクトウワシ)を指しています。ハクトウワシは、アメリカ合衆国の国鳥に指定されており、アメリカの国章に描かれているだけでなく、さまざまな省庁や法執行機関のエンブレムなどにも多く採用されています。それほどにアメリカにとってはなじみの深い鳥と言うことができます。
中でもネイティブインディアンにとっては特別な存在で、ハクトウワシを聖なる生き物と考える文化が根付いており、ハクトウワシやその羽は、様々な儀式や正装で使用されています。その利用方法は、鷲羽法(Eagle Feather Law)という法律によって厳密に定められているほどで、羽の採集許可証を申請する者は、少なくとも祖父母のうちの一人が、純血のインディアンであることを証明しなくてはなりません。
ハクトウワシは翼を広げると2mを上回る大型のワシで、体全体はブラウンですが、肩から頭にかけて白くなっているのが特徴的で、ハクトウワシ(白頭鷲)という名前もそこから来ています。英語では「Bald Eagle」で、「bald」とは、「white」を意味する古い英語「balde」が転じたものだと言われています。ゴローズのイーグルのデザインも、このハクトウワシがモチーフになっていると思われ、ほぼ同じデザインで3つのサイズが存在しています。
小イーグル
幅(翼の左端から右端まで)約6cm、高さ(くちばしの先端から尾の先端まで)約3cm程度で、ゴローズで一番小さなタイプのイーグル。本体がシルバーで肩から頭の部分はK18が使われおり、「頭金小イーグル」などと呼ばれます。
中イーグル
幅約7cm、高さ3cmほどの中イーグル。小イーグルに比べて、全体的に気持ち大きい程度でしょうか。こちらも頭部分のみK18で、「頭金中イーグル」と呼ばれます。
大イーグル
大きさは幅約9cm、高さ約4cm。中イーグルより明らかに一回り大きくなっており、ペンダントとして使えば胸元の存在感は圧倒的でしょう。これも同様に頭部分がK18製で「頭金大イーグル」と言われてます。当然、ここまでのアイテムをゴローズのショップで手に入れるのは、至難の業でしょう。
その他のバリエーションとして、全てK18ゴールドでできた「全金イーグル」、本体がゴールドで頭部分がプラチナの超高級な「頭プラチナ金イーグル」なども存在しています。このあたりになるともはや特注品になるかと思われますが、ゴローズのマニアならば、よりラグジュアリーでよりレアなイーグルを手に入れたい、という思いはあるのではないでしょうか。