日本のインディアンジュエリーの草分けであり、毎日お店の前には行列が絶えないブランド、ゴローズ。フェザーやイーグルが印象的ですが、リングにも様々なアイテムがあります。
平打ちリング
まず定番なのは、厚さ2~3mm程度のシルバーの板を丸めたシンプルな平打ちリングです。幅は○mm程度で、K18金メタルが付いているものが最もポピュラーです。金メタル以外にもターコイズが付いたり、ローズが付いたり、様々なバリエーションがあります。とにかくシンプルでフラットなビジュアルなので、いろいろなコーディネートに合わせやすいのが特徴と言えます。ローズ付き平打ちリングは特に女性に人気が高いです。
特大フェザーリング
こちらは、ペンダントトップの特大フェザーを丸めてリング状にしたものです。金メタルが付くモデルもあります。通常でもきれいなフォルムのフェザーが指の回りに巻きついている様は見事で、ひとつ着けるだけでも十分な存在感を放ちます。
先金特大フェザーリング
特大フェザーリングの先金モデルも存在します。元々の先金特大フェザー自体が入手困難なアイテムですから、こちらのリングはそのさらに上を行っているレアなアイテムです。先金になるだけでゴージャス感が大幅に増しています。
ダブルフェザーリング
小ぶりなフェザーを2つつなぎ合わせてできているリング。左右両方から巻きつく繊細なフェザーのコンビネーションがユニークです。シルバー×シルバー、シルバー×K18ゴールド、K18ゴールド×K18ゴールドなどのバリエーションがあります。
サンダーリング
四角形の印台リングに稲妻がデザインされたリング。シルバーのみの物とターコイズのチップが埋め込まれた物があります。雷はネイティンブインディアンの間では、雨を呼ぶ存在とされている他、機敏さの象徴とも言われています。
印台イーグルリング
こちらも印台タイプですが、印台の形が四角いタイプと円形のタイプがあり、上にあしらわれたイーグルもシルバーとゴールドのバージョンがあります。よく「ヒヨコ」と言われることがありますが、あくまで世の中で言われる通称です。ゴローズのショップ内では禁句ですので、くれぐれも気をつけましょう。
印台熊の手リング
四角い印台タイプのリング。表面に刻まれているのは熊の手のモチーフです。ネイティブインディアンの間では「ベアパウ」と呼ばれ、力と勇気の象徴とされています。
キャストリング
ナバホ族に古くから伝わる銀細工の技法で、砂で型をとるサンドキャスト。そのサンドキャストで作られたナバホのリングやバングルなどのデザインが、ベースになっていると思われます。センターにはK18金メタルやターコイズが付き、縦の長さもあるので、存在感が引き立ちます。
イーグルリング
指の両脇沿って縦に大きく翼を伸ばしたデザインが特徴的なイーグルリング。こちらも中央に金メタルやターコイズが付きます。
ヘルズリング
中央にドクロその両サイドから翼が生え、指に巻きつくデザインのヘルズリング。一説によると、世界最大のモーターサイクルギャングと言われるヘルズエンジェルスが、自分たちのトレードマークに似ているとのことで、ロサンジェルスからゴローズのショップまで乗り込んできた事件があり、それ以来販売していないという大変レアなリングです。
その他にも、縄目で縁取りされた縄目リングや、細い甲丸のリングに金メタルをチャームとしてセットした金メタルチャームリングなど、意外に多くの種類が存在しているのが、ゴローズのリングなのです。