「GUCCI 4 ROOMS(グッチ4ルーム)」
2016年10月13日には、東京発のGUCCI最新イベント「GUCCI 4 ROOMS(グッチ4ルーム)」がGUCCI銀座店で開催されました。クリエイティブディレクターである「Alessandro MiVhere(アレッサンドロ・ミケーレ)」のデザインモチーフを、アーティスト4人がそれぞれ自由に解釈し部屋を製作しました。
大鍋大度の製作した「GUCCI Words Room(グッチワードルーム)」には、壁に映し出され意志を持つかのように動く文字。やがて文字は神話に出てくる動物や、神へと変化していきます。
神が放った矢の先からまた新たなものが生まれ、GUCCIの止まることを知らない成長を表しているかのようです。
塩田春香の製作した「GUCCI Herbarium Room(グッチハーバリウム)」は巨大な赤い繭の中のような直線の糸の世界。部屋の奥には、触れるとまだ温もりが感じられそうなベッドがあり、GUCCIの商品と共に糸が張り巡らされています。
運命の赤い糸や心臓へ真っ赤な血を運ぶ血管のような温かさと、拘束されたような息苦しさや首を絞める真糸のような冷たさ、陽と陰が入り混じっています。
Mr.の製作した「GUCCI Garden Room(グッチガーデンルーム)」は、廃墟の様でポップな世界です。崩壊しそうな空間に制服を着た少女のマネキンや顔面が転がり、無造作に散らばったGUCCIの商品の隙間にはぎっちりと落書きがある。そしてそれらは血しぶきのように辺り一面にカラフルなペイントを浴びている。まさにカオスな庭です。
「Trouble Andrew(トラブルアンドリュー)」の製作した「GUCCI Ghost Room(グッチゴーストルーム)」は、ペイントとグラフィックを使ったGUCCIロゴのコミカルな部屋。
ハロウィンの仮装でGUCCIのロゴを用いたことをきっかけに、路上でGUCCIのロゴをパロディし、ストリート業界で展開したところ、正式にGUCCIとのコラボレーションに発展。
夢のようなシンデレラストーリーです。GUCCI 4 ROOMSはHPでも見ることができ、銀座店と共に多くの反響を集めました。
「GUCCI,the House of Artisans(グッチザハウスオブアルチザン)」
他にも世界中のGUCCIショップを巡回し、職人がGUCCIに受け継がれる伝統や技術を実演する「GUCCI,the House of Artisans(グッチザハウスオブアルチザン)」。
チャリティネックレスの販売
東日本大震災ではチャリティネックレスの全売り上げを、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟東日本大震災子ども支援「ユネスコ協会就学支援奨学金」に教育支援として寄付しました。
世界遺産でのショー
世界史上初、世界遺産であるウェストミンスター寺院でショーを開催。2017年からはこれまでの常識を覆し、ウィメンズとメンズのショーの統合を発表。
「Art+Film Gala」
アメリカ西海岸最大の美術館LACMAが主催する「Art+Film Gala」のプレゼンティングスポンサーを務め、金銭支援だけでなく衣装提供も行いました。
GUCCIはイベントを通じ、ブランドとして社会に貢献、伝統を守りながら常に改新を続けています。今後も更なるGUCCIのプログレスから目が離せません。