歴史あるオールドグッチ(OLD Gucci)シリーズ。創業者が手掛けた商品のことで、1980年代ごろまでに作られた、グッチ全ての商品のことを指します。
グッチアクセサリーコレクション(Gucci accessory collection)
上質な革などを用いて、一つ一つ丁寧に作られ、商業者のイニシャルである、GGの文字が印象的なデザインです。オールドコレクションの中で人気のシリーズの一つに挙げられるのが、グッチアクセサリーコレクション(gucci accessory collection)。
キャンパス素材の生地にグッチのロゴがあり、赤と緑のラインが特徴のバックシリーズです。1960年代から日本でも販売が開始され、人気を博しました。
その後、第二次世界大戦が始まったことで、製品の材料入手が難しくなり、様々な素材をミックスして製作することを発案したグッチ。この発想が、バンブーライン(Bamboo line)の始まりと言われています。
バンブーライン(Bamboo line)
バッグ本体には革を、バックの持ち手には日本から取り寄せたバンブーを使用したシリーズ。若い牛の上質な柔らかい皮を使用したものや、近年価値が上がっている、三つの穴が特徴の豚皮を使用したものが多く見られます。
バック本体の素材がキャンパス生地の商品の場合は、角ばった金具装飾が特徴的な、ジャッキーラインに分類されることも多いです。
GGマーモントレザー(GG Marmont Leather)シリーズ
グッチの象徴ともいえるGGのロゴ。このGGのバックルがあしらわれたバックが、GGマーモントレザー(GG Marmont Leather)シリーズです。
1970年代ごろに誕生したベルトバックルを参考にして作られたシリーズで、生後間もない牛の皮やベルベット素材が使われています。
トートバックサイズからミニショルダーサイズまで、サイズ展開も様々で、カラーも豊富です。革素材をミックスしたショルダーチェーンが、華やかさを演出しています。
GGブルームス(GG blooms)シリーズ
2015年にコレクションデビューしたAlessandro Michele(アレッサンドロ・ミケーレ)が手掛けた、GGブルームス(GG blooms)シリーズは世界中の人々から注目されているシリーズです。
バックの本体となる素材に、フェミニンな花のプリントがされ、上品で豪華な金具があしらわれているシリーズ。今までにない斬新なデザインでありながら、古き良きグッチのデザインを大切にしたデザインが、人気を集めています。
カジュアルなものからウエディングに至るまで、存在し、多くの人々を魅了するデザインで人気があるジャンルです。美しく輝く宝石が贅沢に使われたフローラ(Flora)シリーズや、ひし形のモチーフが特徴のディアマンティシマ(Diamantissima)などがあります。
アイコン(Icon)シリーズ
中でも人気の定番シリーズは、GGのロゴが使われた、アイコン(Icon)シリーズ。太めのリングにGGの文字が刻まれており、シルバーやゴールド、ピンクゴールドなどで作られています。
アイコンシリーズの中にもハートがあしらわれた、日本限定のアモールも可愛らしいデザイン。ペアリングとしても人気の商品です。