グッチの博物館
グッチミュゼオ(GUCCI MUSEO)とは、イタリアの代表的なラグジュアリーブランド・グッチ(GUCCI)の博物館のことです。ブランドの創設者、グッチオ・グッチ(Guccio Gucci,1881-1953)が生まれたイタリア・フィレンツェにある歴史的な建造物メルカンツィア宮殿内に設立されています。
グッチオ・グッチがブランドのグッチを立ち上げた1921年から90周年を記念して2010年9月にオープンしました。
お店の閉店時間が早いイタリアおいて、20時まで(金曜は23時まで)美術鑑賞や買い物、カフェが楽しめるグッチミュゼオは、貴重な観光スポットとなっています。
また、1月1日、8月5日、12月25日以外は年中無休です。開館時間は、ミュージアムとアイコン・ショップは10:00-20:00、ブックショップ&ギフトショップ及びカフェは10:00-20:30です。
また、金曜日にはその全てが10:00-23:00まで開いています。入館料は、7ユーロ(木曜日20:00以降は5ユーロ)になっています。入館料等の売り上げの内50%は、フィレンツェの芸術資産を保護・修復する目的でフィレンツェ市に寄付されることとなっています。
施設内の紹介
ミュージアムは、3フロア8室で成り立っており、モチーフ別、テーマ別にグッチの世界観を知ることができるようになっています。展示エリアでは、グッチの起源、進化、未来を見ることができます。
1階では、グッチの名声を世界的に広めた1950~70年代にジェットセッター達にむけてデザインされたトランクなどトラベルがテーマの展示を見ることができます。
2階では、フローラワールド、ハンドバッグ、イブニング、プレシャスのテーマ別の展示があります。イブニングドレスや、宝石をちりばめたようなクラッチが展示されており、夢のような時間を過ごすことができます。
3階では、ロゴマニアのテーマの下、GGロゴのストーリーを知ることができます。ライフスタイル&スポーツのテーマでは、レジャーとスポーツの世界からインスピレーションを得た多数のアイテムを見ることができます。
常設展示スペースの他にも、ピノー財団と協同のコンテンポラリーアートの展示もあり、何度訪れても飽きることがないでしょう。
充実したカフェとショップ
グッチミュゼオでは、トラベルやファッションだけでなく、インテリア、食器、アートに至るまで、グッチのフィロソフィーが息づくアーカイブズをあらゆる角度から堪能することができます。
カフェでは、グッチのロゴを象ったお砂糖やグッチの食器でグッチミュゼオのカフェならでは食事を楽しむことができるでしょう。また、ドリンクだけでなく、パスタなどのイタリアらしい軽食を頂くこともできます。
ショップでは、トートバッグや財布、ボールペン、カフェで使用されているものと同じテーブルウェアなど、グッチミュゼオ限定のお洒落でなオリジナルアイテムが揃っています。
日本未発売の文房具や、iPhoneやiPadケース、ポストカードなど多様な商品が取り揃えられているのでお土産選びも楽しめるでしょう。