フッドバイエアーとは
フードバイエアー/フッドバイエアー(HOOD BY AIR)とは、クリエイティブディレクターであるシェーン(シャイン)・オリバーが中心となるアーティスト集団が、2006年に設立したニューヨークを拠点としたブランドです。
大胆なグラフィックやカッティング、ゴシック的要素で独自の世界観を持ち、エネルギーに満ち溢れた「ラグジュアリー・ストリート」スタイルを発信していました。
フッドバイエアーの詳しい情報は別記事がございますので、こちらをご覧ください。
【フッドバイエアーの歴史と概要】
2017年活動休止
2017年4月にブランド活動休止が明らかになりました。
ブランド休止中にもシェーン・オリバーによる様々な活動が見られました。
休止直後の2017年9月、ヘルムートラングとシェーン・オリバーによるカプセル・コレクション「HELMUT LANG SEEN BY SHAYNE OLIVER」を発表。
2018年、ディーゼルの影響力のあるデザイナーとコラボレーションするプロジェクト「レッドタグ プロジェクト(Red Tag Project)」に参加し、デニムアイテムを展開。
同年、ロンシャンとのコラボレーションコレクションを発表しました。“現代の旅”をイメージに、「ロンシャン」の伝統的なスタイルとシェーン・オリバーの革新的で挑発的な美を融合したストリート感溢れるバッグが発売されました。
今後の活動
フッドバイエアー(HOOD BY AIR)がブランドのInstagramが更新され正式に再始動することが明らかになりました。
ブランド再開後は、毎年テーマを掲げてアイテムを製作する「フッド・バイ・エアー」・シーズンレスなアイテムを販売するD2C業態の「HBA」・ゲストデザイナーを招きアーカイブ作品を再解釈する「ミュージアム(MUSEUM)」・アーティストやミュージシャンとコラボレーションする「アノニマスクラブ(ANONYMOUS CLUB)」の4つのカテゴリーで活動していく予定です。
デザイナーのシェーン・オリバーは、「『フッドバイエアー』は13年前に、若い黒人のクリエイターたちにより誕生した。同ブランドは、誰もやっていない現代的な活動を行い、リスクを恐れずに、“これからの前衛”であるために存在する。つまりブランドではなく、新しい集団組織なんだ。古いものを壊しながら、新しいものを生み出し、その過程でアイデアや対話を広げていくことで、われわれは違う世界を創り出していく」とコメントしています。
再始動一発目となるコレクションでは、アーカイブ作品を再解釈する「ミュージアム」から
映画「マトリックス(MATLIX)」に登場するマトリックスのデジタル雨(緑色で雨が降るような動きで表示されるコンピュータコード)から着想を得たパーカーやTシャツなどが展開される予定です。