ホーセンブースとは
ホーセンブース(HOORSENBUHS)とは、ロバート・G・キース(Robert G Keith)が2005年に設立したジュエリーブランドです。
ブランド名の由来は、ロバート・G・キースの祖先が16世紀に乗っていたオランダ商船のホーセンブース号から取っています。
ブランドのアイコンアイテムは、鎖をイメージしたトライ・リンク(TRL LINK)です。バングルからリングまで、幅広くアイテムを展開しています。アイテムをアメリカにある工房で1点1点、職人がハンドメイドで制作していることから、1つとして同じデザインはありません。また、シルバーやゴールドはもちろん、ストーンなどが施されたアイテムも展開するなどアイテムの種類も幅広いです。繊細でデザイン性が高いジュエリーアイテムとして高い支持を得ています。
ロバート・G・キースとは
ロバート・G・キースは、1969年にアメリカのノーザンカルフォルニアに生まれ、BMXやスケートボーディングをしながら生まれ育ちました。
フォトグラファーを志し、友人の紹介であるフォトグラファーに弟子入りし、サンフランシスコに移住しました。後に独立し、ロサンゼルスへ活動拠点を移し、プロのフォトグラファーとして活躍。フォトグラファー時代に行っていたジュエリーの収集がいつしかジュエリーを「制作したい。」と思うようになり、自身で粘土を使用したリング制作を始めたことが、ホーセンブースの始まりです。
粘土で制作されたリングを知人のジュエリー職人の女性に見せたところ、「これでジュエリーは作れない。」と、怒られたことをきっかけに、女性職人にジュエリー制作を依頼する仲になったと語っています。また、当時の制作されたアイテムは、ロバート・G・キースが現在も身に着けています。当時のジュエリーを身に着けることで、初心を忘れない彼の謙虚さが表れています。
ホーセンブースの動向
現在は、ジュエリーアイテムに限らず、レザーアイテムやアパレルアイテムの展開を始めています。また、ブランドのアイコンアイテムをハンドメイドで溶かし、新たなアイテムを創造するコレクションであるSacred(スケード)コレクションを始めました。
2019年には、ジュエリーブランドであるスピネリ キルコリン(SPINELLI KILCOLLIN)とコラボレーションを行いました。スペネリ キリコリンのデザイナーであるイヴ・スぺネリ(Yves Spinelli)と以前からの親交があったロバート・G・キースだったからこそ、実現したコラボレーションです。両ブランドのアイコンアイテムを掛け合わせたアイテムが販売されました。