イル ビゾンテとは

イル ビゾンテ(IL BISONTE)とは、ワニー・ディ・フィリッポ(Wanny Di Filippo)と妻であるナディア(Nadia)の夫婦が1970年にイタリアのフィレンツェに設立したレザーバッグブランドです。 イル ビゾンテのブランドコンセプトは、「雨がふればどちらも濡れ、晴れればどちらも日にあたり、あなたが日焼けすれば、バッグも日に焼けます。あなたのイル ビゾンテはあなたの一部になります。」を掲げています。 ブランド名の由来は、力強さと謙虚さ、勇気と活力の象徴であるバイソンからビソンテの名前を取っています。現在のブランドロゴにはバイソンが使用されています。設立当初から、バイソンを使用していたものの、バイソンのような力強さが感じられない穏やかな牛に見えると指摘され、デザインを一新した過去があります。また、2010年には40周年を記念して、当時のロゴが復刻し、話題を呼びました。 イル ビゾンテは、バックに限らず数々のレザーアイテムを取り扱っています。バッグはもちろん、お財布やキーケース、キーホルダー、名刺入れ、手帳、ペンケースなどを展開しています。全てのアイテムを職人の手で作り出していることから、高い評価を得ています。

イル ビゾンテの歴史

ワニー・ディ・フィリッポは、幼少期から創造性に溢れ、絵を描く少年でした。学生時代には、通信教育の絵画コースで芸術を学びます。旅をすることが多かったワニー・ディ・フィリッポは、旅先で現在の妻であるナディアと出会い、ヒッピー文化に触れるようになりました。イル ビゾンテのアイテムには、ヒッピーのモノづくりの精神が受け継がれています。制作したハンドメイドアイテムは知人にプレゼントするなどしていました。 ワニー・ディ・フィリッポは、自身でデザインしたアイテムを製造会社に生産依頼するも、「生産不可能だ。」と断られてしまいます。そこから、ワニー・ディ・フィリッポは「デザインできたのなら、自分自身でつくれるのでは。」と、考えはじめ、妻であるナディアと小さな工房で制作したのがイル ビゾンテの始まりです。 やがて、デザインを実現し、アイテムが口コミで広がり多くの人に愛されるブランドへと成長を遂げました。

現在のイル ビゾンテ

イル ビゾンテの伝統レザーであるバケッタレザーを使用しつつ、色彩豊かなカラーリングが施されたアイテムが展開されています。従来のアイテムとは異なり、バケットレザー特有を模様したアイテムは、経年変化共に、色合いが変化していきいます。 また、2019年から2020年にかけて、日本のスポーツブランドであるミズノ(MIZUNO)とコラボレーションを行いました。第1弾では、1980年から1990年台初頭にかけて、ミズノの象徴となったスカイメダルトレーナー(SKY MEDAL TR)をベースに、バケッタレザーを使用した特別な1足で発売されました。また、ヒールには、イル ビゾンテのロゴをデザインし、サイドパネルには、ブランド名が刻印されています。 第2弾では、ミズノの名作シューズであるモンドコントロール(MONDO CONTROL)をベースにコラボレーションを行いました。ミズノが誇るハイテクスニーカーに、イル ビソンテの技術が融合したスニーカーが販売されました。 今後のイル ビゾンテは、多くのブランドとコラボレーションが行われると注視されています。
イルビゾンテ 高価買取いたします »

【RINKAN公式SNSにて最新情報配信中】