アイザックセラム(ISAAC SELLAM)は2002年に設立されたレザーブランドです。デザイナーのアイザック・セラム(Isaac Sellam)は、フランスのパリを拠点としてこのブランドを立ち上げました。
アイザックセラムとは
彼はキャリアの初頭の実に15年をレザーに関する知識や技術の習得に費やします。満を持して2002年、自身の名前を冠するアトリエ、「the Isaac Sellam Experience」をスタートさせました。同時にレザーアイテムの展開もスタートします。
2003年秋冬コレクションにおいて、アイザックセラムによるファーストコレクションがスタートしました。その後プルミエールクラストラノイなど、パリコレシーズンの主要なショールームにおいてコレクションを発表し続けています。
高いレザー技術とデザイン性
コレクションが始まった当初は、日本ではまだアイザックセラムの知名度は低いものでしたが、ヨーロッパのバイヤーの中ではすでに注目を集めるブランドでした。
そのため、ギャラリー・ラファイエットでは、プラダ(PRADA)、グッチ(GUCCI)、イブサンローラン(Yves Saint Laurent)といったトップメゾンのブランドと並んでセレクトをされていました。
アイザック・セラムが創り上げるレザーアイテムは、非常に高いオリジナリティを持ち合わせています。特に、バイカーでもある彼が創り上げるライダースジャケットは、非常に快適で高い機能性を備えていると言われています。
ライダースジャケットの裏地にはニット、ツイードウール、デニム、麻などを使用することによって、より高いファッション性を生み出しています。アイザックセラムのコレクションは、1点1点全て最終チェックを行い、最終的な加工は彼自身の手によって施されています。
年を経るにつれて、彼はイノベーションとクリエイティビティを目的とするアイテム作りを行うようになり、アトリエをレザー研究所と変化させていきます。
高い技術を持っている皮なめし職人と一緒に創り上げるアイザックセラムのレザーは、非常に上質で軟らかく、そして長持ちすると言われています。
常にレザー素材の研究を積極的に行い、デザインに置いても素材やステッチを転用することにより、高い流動性を追求し続けています。
アイザックセラムのアイテム
アイザックセラムのコレクションの中でも、特にレザーを用いて、ハンドメイドで作られるジャケットやトレンチコートなどが高い評価を集めています。
落ち着いた中にもひねりや遊び心をきかせたデザインが特徴のアイザックセラムのアイテムは、使えば使うほど、身体になじんでくるのです。