ジャムホームメイドとは
ジャムホームメイド(JAM HOME MADE)とは、日本人デザイナーである増井元紀が1998年に設立したユニセックスアクセサリーブランドです。
ブランドコンセプトは、「肌に最も近いプロダクト」としてブライダルリング・ジュエリー・アクセサリーをメインにデザインの本質的な必要性(=「思いやり」「笑顔」)を主張し、提案することを掲げています。デザイナーの増井元紀は、「大量に消費される社会の中で、後世に残る物は何か。と考えた際に、ブライダルリングに行きついた。」と語るように、ブランドコンセプトの「肌に最も近いプロダクト」へ掛ける想いが強いことが理解できます。
ジャムホームメイドは、他のジュエリーブランドよりもコンセプトが強いブランドです。シルバーアクセサリーは、ミニマムであるため、デザインが重要視されるアイテムの一つだと考えられていました。ですが、ジャムホームメイドは、リング一つに対しても、コンセプトを設け、二転三転するストーリーを一つのアイテムで表現しています。
ジャムホームメイドを代表するアイテム
ジャムホームメイドを代表するアイテムが「名もなき指輪」です。
名もなき指輪は、恋人同士でお互いの指輪を作り合うことをコンセプトに掲げているアイテムです。また、採寸から、光沢までも自身の力量で変わることから、世界で1つだけのリングを作ることができます。この「名もなき指輪」という名前には、「1つとして同じモノが存在しない、名もなき指輪から世界に1つだけの指輪が誕生する」という意味が込められています。
数々のコラボアイテム
ジャムホームメイドは、数々のコラボレーションを行っているジュエリーブランドでもあります。
2020年11月には、日本中で話題になった漫画である鬼滅の刃とコラボレーションを行いました。作中に登場する鬼殺隊をイメージされたアイテムがリングで展開されました。モチーフになったリングが、ジャムホームメイドを代表するアイテムであるカレッジリングシリーズを使用。その中でもクラシカルなヘリテイジに鬼殺隊をデザインしました。また、主人公の竈門炭治郎や妹の竈門禰津子や人気キャラをモチーフにしたブラスレットが販売されました。日輪刀と呼ばれる刀を忠実に再現し、ブレスレットで表現しています。
その他にも、日本を代表するアニメの他、ドメスティックブランドを代表するブランドであるナンバーナイン(NUMBER (N)INE)や、ドメスティクストリートブランドであるア・ベイシング・エイプ(A BATHING APE)ともコラボレーションを行っています。