ジェレミースコットとは、1997年にパリでスタートした、デザイナー自身の名を冠したブランドです。
ブランド ジェレミースコットの歩み
デビュー当初のジェレミースコットのテーマは「リッチ・ホワイト・ウーマン」。様々な用途で使えるTシャツなどを披露して、ジェレミースコットはパリのファッション界で瞬く間に人気となりました。
1999年にはCFDAのベスト・ヤングデザイナーにノミネートされ、ケイティ・ペリー、グウェン・ステファニー、マドンナ、リアーナ、リタ・オラなどに衣装を提供し、プライベートでも親交があります。
ショーではクリスチャンルブタンやスティーブンジョーンズのアクセサリーとコラボレーションし、アニマルスニーカーが一躍ブームとなった2003年からアディダスとのコラボシリーズを発売。2005年・2008年にはロンシャンとのコラボでバッグの発表をするなどして、エキセントリックなファッションが世界中の話題となり、メディア・ジャーナリストから高く評価され、多くのファンに支持されています。
ブランド設立から20周年経った現在では、「これまでずっと独立したブランドでいられたのも、厳しい教育を受けた賜物」「自分自身を貫いたことで、成功に導かれた」などとデザイナー本人は語っています。
デザイナーについて
ジェレミースコットは、アメリカのミズーリ州カンザスシティー出身。
ニューヨーク・ブルックリンにあるプラット・インスティテュートにてファッションを学び、96年に卒業。インターンにてジャンポール・ゴルチエのもとで経験を積みました。
卒業翌年、パリに渡り自身のブランドを立ち上げました。
ブランド設立から多くのファンを獲得し、ジェレミー本人の存在自体がポップアイコンとなっており、パワフルな感受性、ユニークなファッションビジョンの持ち主でもあります。
近年では、モスキーノ(MOSCHINO)のアイデンティティとエッセンスを再解釈することができるデザイナーということで、2013年にモスキーノのクリエイティブ・ディレクターに就任しました。