グラフィックデザイナーからのスタート
東京都出身のファッションデザイナーで、メンズファッションブランドのユリウスの(JULIUS)創立者です。堀川達郎は、元々ファッションデザイナーとしてスタートしたわけではなく、グラフィックデザイナーとして活躍していました。
1996年に、グラフィックデザインの活動を中心とした、サードストーンを立ち上げています。
翌年には、自身初となるファッションブランドのnukeを立ち上げ、活動の場を広げていきました。
音楽CDのジャケットを製作したり、Tシャツのデザインを手がけるなどの経験の持ち主でもあります。こうしたグラフィックに関する活動と、音楽イベントの主催者などとして、東京で音楽に深い関わりを持ったキャリアを積み、2001年にファッションブランドユリウスを創立しました。
ユリウスの原点
そんな音楽に深い関心と関わりを持っていた堀川達郎は、世界中の音楽家を連れ出し、様々なコラボレーションを生み出している人物です。
10代の頃に出会った、全身を革素材でまとめた、とあるアーティストの姿が、堀川達郎自身の原点になっています。
その音楽と黒というカラーをベースにした、堀川達郎がデザインするクリエイティブなアイテムは、世界中から人気を集めており、日本を代表とするデザイナーと言えます。
堀川達郎は、独特の文化を持つ日本では、様々なジャンルのアートが存在しており、創作活動を行う場として最適な場所と考えています。
注目を集めるデザイン
パリで勢力的にコレクション発表を行った結果、ユリウスは日本のみならず、ヨーロッパでも注目を集めるブランドへと成長させました。
堀川達郎が作り出すデザインは、音楽との融合はもちろん、グラフィックやアートなどとも融合しています。
現在でも世界から注目される活動を行っている堀川達郎は、自身のコレクションを発表する際、彼自身でモデルのキャスティングなどを行うこともあり、ファッションへの情熱が途絶えることはありません。様々な表現方法を駆使したデザインが特徴の、ファッションデザイナーです。