Kokon to zai
KTZは、2003年にロンドンそしてパリに展開しているセレクトショップ、Kokon to zaiのオーナーであるサスコ・ベゾフスキー(Sasko bezovski)、そしてデザイナー、マラヤン・ペジョスキー(Marjan Pejoski)によって設立されたブランドです。
ブランド名にはChildren’s dreamをテーマにして、ある日突然大人になることもあるかも知れないが、それまでは夢を見ながら、生きていきたい、という思いが込められています。
2013年春夏コレクション
2013年の春夏コレクションで、KTZはアンティークレースの美しさに焦点を当てます。原宿のゴシックロリータを纏った少女からインスピレーションを得たというこのコレクションの数々は、ピンクや白、黒を基調にしたルックで肌とのロマンティックな対比を表現しました。
カーヴィーなパターンデザイン、花やレースの自然な曲線はイギリスのテキスタイルデザイナー、ウィリアム・モリス(William Morris)のアールヌーヴォーにみられた装飾を意識しています。
頭角を現した2013年
また、2013年8月にはラフォーレ原宿の1Fコンテナ、そしてエントランススペースの2か所に、日本初となるオンリーショップを期間限定でオープンしました。
このオンリーショップでは、最新コレクションに加えて過去のアーカイブコレクションも販売され、大きな話題となります。アイテムによってはプレミアもついたこの限定ショップは大盛況のなかで幕を閉じました。
また、同年12月には東京渋谷のセレクトショップ、フェイクトーキョーと伊勢丹新宿店が提案をする最先鋭のセレクトショップ、リ・スタイルプラスがコラボレーションして期間限定オープンしたグランドショップ、GRADATIONにおいてKTZのスペシャルアイテムが展開されました。
このコラボレーションショップはストリート、モード、クラッシック、カジュアル、エレガント、アンダーグラウンドなどさまざまなファッションのキーワードをひとつにまとめて新たな世界観で表現した唯一無二の場所として大きな注目を浴びます。
2015年春夏コレクション
2015年春夏コレクションにおいては、古代ギリシャよりインスピレーションを受けたコレクションを発表し、ギリシャのアスリートや部族をイメージした構成をみせました。
KTZはマテリアルプリントへのこだわりやユニークな視点など、独特の世界観や強いメッセージ性を有しているブランドです。コレクション毎に着る人の感性を揺さぶる物語やテーマを含んでいます。
そのアイテムの数々はアダム・ランバートやJay-Z、リアーナやカニエウエストなど世界的に有名なミュージシャンや、ファッションアイコンからも支持を受けており、人気アーティストのPVにも多数使用されるほどです。