ラコステ(LACOSTE)とは、1933年にテニスプレイヤーとしてフランスを代表するプレイヤーであったルネ・ラコステ(René Lacoste)により創業されたフランスのアパレル企業です。
伝説のテニスプレイヤー ルネ・ラコステ
創設者であるルネ・ラコステは、幼い頃からテニスをはじめ、全盛期にはフランスを代表するテニスプレイヤーとして、「フランスの四銃士」とも呼ばれるほどの実力者でした。
全仏選手権やウィンブルドン選手権など数々の大会で優勝を果たし、勢いのあったラコステですが、25歳の時に結核で突如引退をします。これは、フランス国民そしてラコステ自身にとっても衝撃のニュースとなりました。
ポロシャツの誕生
引退後、当時のテニスウェアはテニスをするには適しておらず、動きにくかったことから、快適な着心地のポロシャツを開発することに乗り出します。
そして、フランス最大のニット製造会社のオーナー社長と協賛し、ポロシャツの製造会社を設立します。そのポロシャツには、ブランドのトレードマークである緑色のワニのロゴを刺繍し、ラコステのポロシャツの代名詞となりました。
このワニのマークの由来は、ラコステの「食らいついて放さない」粘り強い当時のプレーから、「ワニのような戦いだった」とフランス国民に称賛されたことが由来となっています。
画期的なポロシャツ
このポロシャツの発表後、テニスウェアだけでなく、様々なスポーツでも快適に着用しプレーできるポロシャツを開発し、画期的なスポーツウェアとして世界中にその人気が広がりました。
ラコステのポロシャツは、綺麗な細身のシルエットで着丈も長くお洒落なシルエットが魅力的です。ワンポイントのワニの刺繍も魅力的、鹿の子編みで通気性も抜群です。
ワニのロゴで世界中で知名度の高いラコステ。その原点とも言えるポロシャツは、フランスを代表するテニスプレイヤーによって生まれたのです。